子連れキャンプで必須便利、あると安心な持ち物は以下の通りです。
- 防寒具
- 着替え
- おしり拭き
- 虫除け
- レジャーシート
- おもちゃ
- 子ども用チェア
- 泡ハンドソープ
- 救急セット
- 保険証、医療証
全部で10種類ありますが、箇条書きでは書ききれない情報があるので詳しく解説していきます!
キャンプ場に行ってしまうと、足りない持ち物があっても簡単に補充できません。
キャンプ場で割高な商品を購入すると損した気持ちになってしまうこともあります。
想像を斜め45°上回る突発的な出来事が起こるのが子連れキャンプ。
できるだけ準備を整えておけば、親もゆとりを持ってキャンプを楽しむことができます。
この記事では、子連れキャンプで必須、便利、あると安心な持ち物の他にキャンプに必要な道具全般を紹介しています。
子連れに限らずキャンプ初心者に向けたキャンプに必要な道具や、キャンプでついついやってしまう忘れ物を防止する方法も紹介しています。
この記事を読めば、子連れキャンプをより安心して楽しむことができますよ!
しっかりキャンプの準備をして、子どもと一緒に自然と触れ合う体験を楽しんで下いね。
目次
子連れキャンプに必須、便利、あると安心な持ち物
①防寒具
キャンプ場では日中は天気が良くて暑いくらいでも、夜は冷え込んで寒いなんてことはよくあります。
例え夏でも薄手の上着、春や秋なら冬用のアウターを持って行ってもいいかも。
5月のキャンプでも、夜は気温5℃だった経験もあります。
アウターはダウンでしのげたけど、フリースのズボンでは寒いくらいでしたよ!
防寒具が過剰で暑がればファスナーを緩めたり、脱いだり調節できますが、防寒具が無いと耐えるしかありません。
天気予報などで現地の気温を事前に調べておいてもいいですね。
「気温を知っても、服装がぴんと来ない」そんなあなたのために、気温と服装のイメージをまとめました。
26℃以上 | 半袖が快適 |
21℃~25℃ | 半袖で大丈夫だけど、外の風にあたることを考えると長袖でもいい。 |
16℃~20℃ | 薄手の上着が欲しい。 |
11℃~15℃ | ジャケットとか春とか秋に着るアウターの出番。 |
6℃~10℃ | 厚手の冬用のコートが必要。 |
5℃以下 | ダウンが無いと寒い。手袋とかマフラーも欲しくなるかも。 |
細かい気温と服装なんてイチイチ覚えてられない!
そんなあなたが防寒具選びに悩んだら、春や秋は冬物を、夏は春に来ていた上着を持って行ってくださいね。
そうそう、子どもは遊びに夢中だと寒さを訴えません。
親が気にかけてくださいね!
②着替え
子連れキャンプでは思いもよらぬ事件が発生します。
ぬかるみに足を取られて転んだり、
ウォータージャグの水をかぶったり、
朝霧で湿った芝生で転んで濡れたり、
水鉄砲のかけ合いでびしょ濡れになったり、
川べりで滑ったずぶ濡れになったり、
これは一例ですが、全部体験談です。
汗だくで着替え必要になることもよくあります。
1泊のキャンプでも翌日の着替えの他に2着くらいは多めに着替えを持って行くと安心です。
夏場なら現地で洗って乾かし、翌日着ることもできなくはないですよ!
③おしり拭き
おしり拭きは乳幼児がいない家庭にもオススメできる万能アイテムです。
おむつ替えや子どもの手や口を拭くのはもちろん、ちょっとした食べこぼしの掃除なんかにも使えます。
レストランで言うお手拭き代わりにもなります。
その他にも以下の様な用途で使えます。
- 食器のちょっとした汚れを拭き取る
- 使用後のペグの泥落とし
- 薄いメイクならこれで落とすことも…
枚数も多く、ノンアルコール、しかも安い。
多くのキャンパーが愛する必須のアイテムです。
④虫除け
海辺はともかく、山のキャンプは虫の宝庫です。
夕方頃から虫が活発に活動するので、油断すると刺されまくります。
蚊はまだしもブユなどもいるので要注意です。
子どもがブユ等に刺されるとパンパンに腫れることもあります。
虫よけスプレーのほか、森林香など蚊取り線香タイプの虫除けを焚いて虫除け対策しましょう!
虫刺されの最大の防御策は肌の露出を控えることです。
長袖長ズボンに着替えるだけで効果的ありますよ!
蚊は25℃~30℃で活発に活動します。
ブヨは20℃前後で活発に。
気温が高い日中は虫刺されリスクが低い目なので、熱中症のにならない様に半袖半ズボンで過ごす。
夕方になったら長袖長ズボンに着替えて、虫刺されに備える。
そんな過ごし方がオススメです。
⑤レジャーシート
ピクニックにも利用するレジャーシート。
もちろん敷いて座ってもいいですけど、テント前に敷くのがオススメ。
テントの手前で靴を脱ぐので、テントに砂を持ち込む可能性がグッとさがります。
特に2ルームテントならリビング部分にレジャーシートを敷いて、お座敷スタイルにしてもいいですね。
お座敷スタイルなら、イスが必要ないので、2ルームテントのリビング内を広々と使えますよ。
おむつ替えのスペースとしても、レジャーシートが活躍しますよ。
キャンプ場に到着後や、撤収時に荷物の一時置き場にも使えるので、複数枚持って行くと便利ですよ!
⑥おもちゃ
せっかくキャンプへ行くなら子どもが遊ぶおもちゃも必須です。
フリスビーやシャボン玉でダイナミックに遊んでもいいですし、水鉄砲で的当ても外なら気兼ねなくできます。
親がテントの設営や撤収、調理の準備中に子どもだけで遊べると助かります。
夜や天候が怪しいときには室内で遊べるトランプやUNOなどのカードゲームなんかもいいですね。
パーツが小さいボードゲームは紛失すると見つけられない可能性があるので、オススメしません。
未就園児なら普段使っているおもちゃがあってもいいですね。
こだわりのおもちゃが無いと機嫌を直すのに一苦労することもあります…
⑦子ども用チェア
子ども用チェアをオススメする一番の理由はケガ防止のため。
子どもが大人用のチェアから、下りる際に飛び降りるとチェアと一緒に転倒することがあります。
特に最近流行りの「Helinox」のチェアは転倒しやすいです。
子ども用のチェアがあれば、怪我のリスクは下がります。
子ども用にチェアが無い場合、レジャーシートやコンテナボックスで代用できます。
ただし、以下の様なデメリットもあります。
レジャーシート
- いちいち靴を脱いで座り、靴を履いて移動するのが面倒。(イスは靴を履いたまま利用できる)
- レジャーシート1枚に何人か座るので、場所を変えるのが面倒。(イスは1人に1脚なので移動が簡単)
コンテナボックス
- 誰かが座っていると、中の物を出すときに下りてももらう必要がある。(イスがあればこんな問題は起こらない)
- 硬いので座り心地が悪い
⑧泡ハンドソープ
最近のキャンプ場ではきれいなトイレ、洗面台が設置され、ハンドソープも常備されています。
それでも泡ハンドソープがあると便利。
自分のサイトでウォータージャグの水で手を洗える。
泡ハンドソープなら子どもでも簡単に出すことができます。
昔ながらのキャンプ場ではハンドソープが無い場合もありますし、外遊びするからこそ 手軽に手を洗えると楽ですよ。
⑨救急セット
キャンプに行くと子ども達は興奮して羽目を外しがち。
思わぬケガをしてしまうことも。
虫刺されの薬や絆創膏、ガーゼの他にポイズンリムーバーも準備しておくと安心です。
ウチの場合は誰かが擦り傷くらいは作るので、毎回絆創膏が出動しています。
日中と夜の寒暖差で体調を崩すこともあるので、解熱剤やのどスプレーなんかも常備してます。
ポーチにまとめておくと、キャンプ以外のお出かけの際も持ち運びやすくてオススメですよ!
⑩保険証、医療証
意外と忘れがちなのが保険証、医療証。
親は普段から携帯しているけど、子どもの保険証と医療証は別のポーチに入れて病院に行くときにそのポーチを持って行く。
そんなあなたは要注意!(ウチのことです…)
保険証や医療証を忘れても受診はできます。
医療証だけ忘れた場合は、保険証の負担割合分(2割か3割)を自己負担。
保険証も忘れた場合は、全額負担する必要があります。
後で手続きすることで返還されます。
再度病院を訪れて手続きする場合もありますが、自治体などへ申請して償還払いの手続きが必要となる場合もあります。
過去に保険証・医療証を忘れてしまったがために、1万円を支払い、その後返金の手続きに再度病院を訪れました…
キャンプに限らず、遠出するときは家族全員分の保険証、医療証を持って行きましょうね。
キャンプ初心者も必見!キャンプに必要な道具一覧
子どもの誕生をきっかけにキャンプデビューする方も多いのではないでしょうか。
キャンプって道具がたくさんあってどれがいいのか迷いますよね。
キャンプ初心者に向けた、キャンプに必要な道具をジャンル別に紹介します!
全部のアイテムをそろえないとキャンプができない訳ではないですが、一通りピックアップしました。
テント関連
テント | 無いと安心して泊まれない。特に子どもは野宿を怖がる。 |
グランドシート | テント保護のため必須!ブルーシートでも可。 |
インナーシート | テント内に敷くマット。無くても何とかなる。厚手のレジャーシートで代用してもいい。砂利サイトだと何も敷かないと痛いかも |
寝具マット | インフレーターマットやウレタンマット。地面からの冷気を防いでくれる。 |
シュラフ | 真夏以外の夜は意外と冷えるから、安眠のために必要。 |
コット | 無くても全然問題ないけど、あるとより快適に寝れる。 |
枕 | アウトドアでも枕にこだわれば快眠できる!?翌日着る衣類でも代用できる。 |
室内用ランタン | 夜のテント内は暗い。荷物を探せないし、どこで子どもが寝てるのかも分からないレベル。スマホの光だけでは不便。テント内に持ち込むのはLEDなど電気タイプのランタン。 |
タオルケット or 毛布 | 季節によって。夏はシュラフを布団にして、タオルケット羽織ってねるとか。 |
扇風機 or 暖房機器 | 季節によって。テント内に持ち込む暖房機器は電気タイプ。 |
ペグ | 無いとテントが設営できない。プラスチック製は強度に不安。予備があると安心。 |
ハンマー | 100均のDIY用でも可。プラスチック製は強度に不安。 |
軍手 | 手を守るため。予備も |
リビング関連
タープ | 春や秋でも日差しは強い。タープ日陰を作ると過ごしやすくなる。2ルームテントなら不要に感じるけど、あるとより快適。 |
タープ用ポール | タープとポールがセットの商品もあるけど、別売りの場合も。タープと別売りの場合は必須! |
テーブル | 食器を置いたり、ちょっとした物を置いたり。メインとサブを用意するのがオススメ。 |
チェア | お座敷スタイルなら無くてもいいけど、あると立ったり座ったりが楽。子どもの人数分無いとケンカになる。 |
ランタンスタンド | ランタンを吊るす道具。タープポールでも代用できる |
ランタンハンガー | タープポールなどにランタンを吊るすなら必須 |
メインランタン | 夜のサイト照らす用。無いとかなり暗い。1,000ルーメン以上がオススメ! |
蚊取り線香 | 虫除け対策に。最近は森林香が流行りっぽい |
レジャーシート | お座敷スタイルにするなら必須。テント前に敷くとテントに砂を持ち込みにくい |
焚き火関連
焚き火台 | 直火OKのキャンプ場なら無くても焚き火ができる。でも、直火OKのキャンプ場はあまりない |
薪 | 焚き火の燃料。小型の焚き火台なら公園やキャンプ場で木の枝を拾ってきても使えるよ |
薪スタンド | バケツなどで代用しても。地面に直接置くと湿気を吸っちゃう。 |
鉈やノコギリ | 無くても何とかなるけど、薪を割ったり、切ったり |
難燃シート | 焚き火台の下に敷く。芝生など地面保護のため |
着火剤 | 初心者は無理せず使おうね。 |
グローブ | 難燃性、耐熱性の手袋。安物だと耐熱性が不十分で鉄板とか持てない。 |
薪用トング | 専用のトングは使い勝手がいいけど、ホームセンターの安いので十分 |
火吹き棒 | 焚き火の火付けに。子どもは喜んでやるよ。そのために持ってる。 |
ポータブル扇風機 | 火吹き棒より、うちわより楽に風を送れる。 |
キッチン関連
キッチン台 | あると便利。無くてもテーブルがあれば何とかなる |
包丁・まな板 | 家で全部切ってこれば要らないかもだけど。たぶん無いと困る |
クッカー | 鍋やフライパン。アウトドア用じゃなくも可。アウトドア用のクッカーは、重ねて保管できるのでかさ張らずに複数のクッカーを持って行ける。 |
調味料 | 油とか塩とか。DAISOにアウトドア用の小分け容器セットが売ってる! |
ウォータージャグ | 100均に売ってるモノでも十分使える。DAISOのウォータージャグを愛用してます。 |
バーナー | カセットコンロでも。調理には必須。お湯を沸かして、油汚れの付いた食器にかけると洗い物が楽。 |
燃料 | バーナーに合った燃料を。安い燃料だと寒い時期は着火に苦労する。プロパンガス入りの高級品も準備しておこう |
クーラーボックス | 食材を守るために必須。夏場は痛みが早い! |
クーラーボックススタンド | クーラーボックスを地面に直置きしないため。クーラーボックスを直に置くと地熱で保冷効果が落ちる。クーラーボックスを置ければ専用のスタンドじゃなくても。 |
保冷剤 | クーラーボックス内を冷たく保つために必須。キャンプに出発する24時間前には凍らせておきましょう。凍らせる時間が短いと性能を十分に引き出せないので要注意! |
食器・コップ | 多めに合った方が便利だけど、洗い物が増える |
カトラリー | 箸、スプーン、フォーク。ナイフは要らないかな。切ってから配膳した方が食べやすい。 |
洗剤・スポンジ | キャンプ場に設置されてることもあるけど、持参すれば気兼ねなく洗い物ができる |
ラップ・アルミホイル | ラップを食器に敷けば汚れない。食材の持ち帰りにも使える。アルミホイルは調理用 |
キッチンペーパー | 食材の水を切ったり、フライパンの汚れ取ったり。 |
ゴミ袋 | キャンプ場でゴミを捨てていけるところも多いけど、持ち帰りの場合無いと悲惨… |
ダストスタンド | あるとゴミが捨てやすい&ゴミ袋を移動しやすい |
チャッカマン | 燃料式のランタンの点灯にも使える |
除菌アルコール | 肉を切ったまな板とか包丁とかの消毒用に。手の消毒にも使える |
水 | 飲めるし、料理に使えるし |
衣類、身支度関連
着替え | 下着、靴下、上下の着替え、帽子。帽子は意外と忘れる |
防寒具 | キャンプに行く季節より1つ前の季節のアウターを持って行けば大失敗しない。初心者は冬キャンプしないよね? |
オムツ | 忘れないと思うけど、枚数チェックを怠って足りるか不安になったことはある |
おしり拭き | おむつ替え以外にも使えるキャンプの万能選手 |
タオル | 汗を拭いたり、シャワーの後に使ったり。多めにあるといい |
ハンドタオル | タオルはかさ張るから、手を拭くとかちょっとしたことはハンドタオルで |
雨具 | カッパがあるといいけど、せめて傘だけでも |
歯ブラシ | キャンプだって歯磨くよね? |
メイク道具 | メイク落としも。おしり拭きでも落とせるけど… |
コンタクトケア用品 | 忘れるとそのまま寝ることに。目に優しくない。使い捨てなら捨ててもいいけど。 |
眼鏡 | 普段使ってる眼鏡を持って行く場合は忘れがち。コンタクト外すとぼやけた世界が待ってる |
髭剃り | 1日や2日剃らなくても平気だと思うけど… |
日焼け止め | 汗で流れるから、現地でもマメに使おう |
虫除け | スプレーやシールなど。アウトドア用の強めの虫除けスプレーもある。やれることやっておかないと後悔する。 |
救急セット | 虫刺され薬と絆創膏はよく使う。ポイズンリムーバーも常備した方がいいよ。 |
保険証・医療証 | 忘れても受診できるけど、一旦全額負担する必要がある。医療証忘れて1万円支払った経験あり。後で戻ってくるけど。 |
洗濯ネット | 着替えを入れておけば、帰宅後は洗濯機に放り込んで洗濯スタートできる。 |
あると便利な道具たち
ヘッドライト | 夜の備品探しに便利。最近のキャンプ場は明るいから必須でもない |
防水コンセント | 電源サイトで使うなら雨対策のためにも防水用を |
ポータブル電源 | あれば電源なしサイトでも扇風機が使える。暖房器具なら電気毛布とか |
ハンドソープ | 自分のサイトで手を洗えるのは便利。泡ハンドソープなら子どもも使いやすい。 |
小銭 | キャンプ場のシャワーはコインシャワーが多数。PayPayとかじゃ払えないよ |
雑巾&クイックルワイパー | クイックルワイパーの棒に雑巾を付けて、テントやタープの雨水や朝露を拭き取ると早く乾く! |
おもちゃ | 外遊び用もテント内用も。テント設営時、調理時、撤収時と子どもに構ってばかりいられないときにはゲームもあり。でも、キャンプはゲーム以外の遊びをするチャンス! |
子連れ以外も役に立つ!キャンプ初心者向けキャンプ道具の選び方
子どもの誕生をきっかけにキャンプデビューする方も多いのではないでしょうか。
キャンプって道具がたくさんあってどれがいいのか迷いますよね。
ここからはキャンプ初心者に向けた、初心者が購入時に悩みそうなキャンプ道具の選び方を解説をしていきますね!
テント
テントを選ぶポイントは以下の通りです。
- 広さ
- 高さ
- 設営のしやすさ
それぞの項目について解説しますね。
テントってどのくらいの広さが必要なの?
大人2人、子ども2人なら250cm×250cmほどのテントを選べば大失敗しません。
テントのサイズって数値を見てもピンとこないですよね。
我が家のキャンプの体験からテントの広さと使用感を紹介します。
200cm×200cm ドームテント | シュラフを3枚広げるとピッタリくらいのサイズ。
大人2人、幼児2人なら問題なく寝れます。 荷物を置く場所が無いので、子どもが寝るスペースの足元に置きました。 |
265cm×265cm ドームテント | シュラフを4枚並べて丁度くらい。
シュラフとは別に荷物置くスペースも確保できる。 大人2人、子ども2人が窮屈しないひろさ。 大人2人、子ども3人でも寝れなくはない。 |
300cm×300cm ドームテント | シュラフ4枚を並べてもまだ余裕のあるサイズ。
大人2人、子ども4人の友達家族が問題なく寝てます。 寝るスペース以外に荷物ややテーブルを置くスペースも確保できます。 |
400cm×345cm ワンポールテント | 並べることはできませんが、シュラフを5枚敷けます。
大人2人、子ども3人で寝るのに困りません。 荷物置き場も寝る場所以外に確保できます。 床面積は広いけど、ワンポールテントは三角形なので有効利用できるスペースは意外と小さいと感じるかも |
255cm×215cm 吊り下げテント | シュラフ4枚敷いてピッタリくらい。
荷物は子ども達が寝るスペースの足元に置いてます。 大人2人、子ども3人で寝てるけど、もう少し広くてもいいなと感じる。 |
子連れキャンプはテントの高さも大切
子連れキャンプならテント内で大人が立てるくらい高さがあるテントがオススメ。
子連れでキャンプするならテントの高さも気にしましょう。
テントが低いと、テントの出入りの際にかがむことになります。
大人1人で出入りするのはそれほど問題になりません。
問題は子どもを抱っこしながら出入りするとき。
子どもを抱っこしながら、かがんで出入りするのは結構大変ですよ。
背の高いテントの方が圧迫感もなくなります。
ワンポールテントなら床面積が小さくても高さを確保できますよ。
子連れキャンプはテントの設営のしやすさも大切
「大は小を兼ねる」と思って大きいテントを買うと想像以上に設営が大変かも
ファミリー用テントはサイズが大きいので、取扱説明書には「2人以上で設営してください」と記載されています。
とは言え…子連れキャンプの場合、父親がテントの設営、母親が子どもの相手をするなんてことはよくあります。
慣れてくると大抵のテントは1人で設営できますが、最初は1人での設営はちょっと大変です。
子連れでキャンプするなら、テントの設営のしやすさも考えましょう。
初心者の方はYouTubeの設営動画を見たり、店舗で相談したりしましょう。
店舗によっては実際に設営してくるところもありますよ!
ワンポールテントなら比較的簡単に1人で設営できます。
ドームテントの場合、サイズが大きくなるほど立ち上げる作業が1人では大変になります。
ピンポイントで夫婦で協力して設営するなどして乗り切りましょう。
ワンタッチで設営できるテントや空気を入れて立ち上げるテントもあります。
テントの備品
テントは地面に直に設営せず、グランドシートを敷きましょう。
テントを傷や湿気から守れます。
ブルーシートでも代用できます。
テントより少し小さいサイズを選ぶ、テントより少し小さく折りたたんで使用します。
折りたたむときは山折りにして、折り畳んだ部分が下に来るようにしてくださいね。
テントによってはテント内に敷くマットも売ってます。
テント内に敷くマットは必須ではありません。
テント内マットがないと、砂利のサイトだとゴツゴツしていてテント内を歩くと足裏が痛いかも。
テント内専用の厚手のレジャーシートを準備したり、寝具マットを敷けば地面の硬さや石のゴツゴツした感じを軽減できますよ!
ハンマー&ペグ
ペグは種類豊富ですが、「鍛造ペグ」を選んでおけばまず失敗しません。
多くのテントに付属しているプラスチック製ペグは強度に不安があって割れてしまったり、硬い地面に刺すのは大変だったりします。
テントを買うなら、鍛造ペグも一緒に買うことをオススメします。
鍛造ペグなら頑丈なのでまず割れたり、欠けたりしません。
硬い地面にも打ち込むことができます。
ペグの長さですが、悩んだら30cmを買っておけばテントにもタープにも使えます。
ワンポールテントなら30cmの長さが欲しいところですが、ドームテントなら20cmでも問題ないでしょう。
鍛造ペグの難点は重たいこと。
値段は張りますがチタン製のペグは軽くて丈夫ですよ。
ハンマーもプラスチック製は割れやすいので、別で用意した方がいいですよ。
高価なものを買う必要はありません。
ハンマーも購入するなら、ペグ抜きが付いたハンマーの方が撤収の時に便利です!
ペグを打ち込むだけなら、100均のDIY用のハンマーでも設営できますよ!
ペグ打ち作業をする際は軍手やグローブを着用しましょうね。
余談ですが…
ポップアップテントなんかの細いアルミペグ。
足で踏んで地面に刺すと簡単に曲がっちゃうので、硬くて地面に刺さらないからって足で踏まないでくださいね。
シュラフ
シュラフは快適温度5℃前後、ポリエステル製のレクタングラー型(封筒型)を買えば、大失敗することはないでしょう。
突き詰めると色々あるんですけど、初心者がシュラフを選ぶポイントは以下の3点です。
- シュラフの形状
- シュラフの材質
- シュラフの性能(快適温度)
シュラフの形状
シュラフの形状は大きく分けて2つあります。
マミー型
保温性が高いけど、体全体にフィットするから独特の寝心地。
一言で言うと窮屈。
これが苦手な人は苦手。
レクタングラー型
保温性はマミー型に負けるけど、布団に近い感覚で寝られるのが最大のメリット。
マミー型の寝袋って温かいんだけど、万人向けじゃないんですよね。
安物のマミー型だから合わないとかそう言う話じゃなくて、ダメな人はホントに馴染めないんですよね…
レクタングラー型を選べば後悔する可能性は低いです。
シュラフの素材
これは暖かさとか機能の問題というより好みの問題。
よくある素材はポリエステル製かナイロン製。
ポリエステルはスポーツウェアによく使われる素材。
有名どころだとUNIQLOのエアリズム肌着(約90%がポリエステル)。
肌ざわりがいいですね?
一方のナイロン製はウィンドブレーカーなんかの素材。
シャカシャカする。
分かります?
ナイロンが擦れるシャカシャカする感じ。
シャカシャカが気になるタイプの人はナイロン製選んじゃダメです!
万人受けするのはポリエステル製です。
シュラフの快適温度
多くのシュラフに快適温度と言う表記があります。
ヨーロピアン・ノームという温度表記方法によれば、快適温度とは「女性が快適に眠れる温度」を示しています。
夏用だと快適温度10℃前後、オールシーズン(冬を除く)は5℃前後になっています。
4月や10月の夜は10℃を下回ることもよくあるので快適温度10℃の寝袋だと夏しか使えないことになります。
なにより「快適温度」、真に受けちゃダメです。
実体験からお話しますが、快適温度5℃の寝袋で気温5℃の夜を迎えたら凍えます。
シュラフだけで寝られるのは「快適温度」+5℃な感覚です。
「快適温度」5℃表記なら、安眠できるのは気温10℃くらいまで
夜の気温が10℃前後になる春先から秋口まで使える「快適温度」5℃のシュラフがオススメです。
余談ですが…
「快適温度」5℃の寝袋でもシュラフの中に毛布を入れると5℃の夜でも快適に寝れますよ。
「快適温度」5℃の寝袋を持っておけば、対策次第で真冬じゃなければ寝られますよ!
子ども用チェアの選び方
子ども用チェアを選ぶにあたって大切なことは転倒しにくいことです!
子どもが大人用のチェアに座っていて、下りる際に飛び降りようとしてチェアごと転倒する
子どもが背もたれに寄りかかって後ろに倒れる。
こんな事態を避けるために転倒しにくいチェアを選ぶことは重要です。
子ども用チェアを選ぶポイントは2つ。
- 子どもが座ったときに地面に足が付くこと
- 簡単に転倒しないこと
あなたがイスから立ち上がることを想像してください。
足で地面を踏みしめて立ちますよね?
地面に足が付いているからこそ、スムーズに椅子から立ち上がることができます。
子どもにもしっかり地面に足が付いて立ち上がることできるサイズのチェアを選べば、転倒のリスクを大きく下げることができます。
ローチェアや重量のあるベンチタイプの様に安定感あるチェアも転倒のリスクは低いです。
重心が低かったり、それなりに重量があるので安定感があるんですよね。
店舗で実物を確認できる場合は、背もたれや座面を押してみてください。
チェアの安定感を確認できますよ。
iPhoneのメモアプリでチェックリストを作る方法
ここまでにたくさんのキャンプ道具を紹介してきました。
持ち物が多すぎて覚えきれないし、何か忘れそうですよね。
私は忘れないためにiPhoneのメモアプリでチェックリストを作っています。
iPhoneのメモアプリでチェックリストを作る方法を紹介しますね!
チェックリスト作成手順(iPhone)
step
1メモアプリを起動します。
メモアプリはiPhoneに最初からインストールされているアプリです。
step
2右下のアイコンをタップします。
四角にペンのマークが付いているアイコンです。
step
3左下の〇に✓が付いたアイコンをタップします。
画面の他の場所に出ることもありますが、アイコンは一緒です。

step
4リストに載せる道具を入力します。

必要な項目名を全て入力したら、チェックリストは完成です。
項目名の左にある〇をタップすると、チェックがつきます。
夏にしかもっていかないもの、冬にしか持っていかないものをチェックリストに載せています。
毎回チェックリストの全ての道具を持っていくわけではないのですが、リストに載っていれば、あえて置いていくという選択ができます。
リストを見ながら、車に積んだ道具からチェック。
最後にチェック漏れがないか最終確認。
これで、忘れ物が激減しました。
紙に書いてもいいけど、スマホがコンパクトだし、どこでも見れるのでオススメですよ!
それでも忘れ物がなくならないのは、すぐに行動しないからです。
思い立ったっときにすぐに準備しましょう。
「後で荷物に入れておこう」は大体忘れます…
おわりに
子連れキャンプで必須便利、あると安心な持ち物として以下の10種類を紹介しました。
- 防寒具
- 着替え
- おしり拭き
- 虫除け
- レジャーシート
- おもちゃ
- 子ども用チェア
- 泡ハンドソープ
- 救急セット
- 保険証、医療証
我が家ではキャンプへ行く際は毎回持って行っています。
キャンプ初心者にむけた必要な道具も紹介しました。
キャンプを始めようとするあなたの参考になれば幸いです。
キャンプ道具の忘れ物対策も紹介しました。
キャンプに行き始めたころはちょっとした忘れ物がよくありました。
最初に作ったチェックリストは文字が書いてあるだけで、見落としもありました。
iPhoneのメモアプリ使ったチェックリストでは、用意した道具にチェックを付けられるので忘れ物が格段に少なくなりました。
最近の忘れ物するパターンは、思い立った時にすぐに準備せずに後回しにしたことが原因です。
思い立ったらすぐに準備しましょう(笑)
チェックリストを作ったことで、キャンプ前の荷物準備にかかる時間が短くなりました。
みなさんも、是非チェックリストを作って忘れ物をしない様にしてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の記事が何かの参考になれば幸いです。