ごはん・お菓子

【レシピあり!】初心者向けの基本のクッキー

2021年6月19日

子供のおやつにも安心のクッキー、作ってみませんか?

クッキーなどの焼き菓子は、小さくて手軽につまめて、日持ちもするのでおやつにもいいですよね。

作り方も簡単で、初心者の方にオススメです。

クッキーはいくつかの作り方がありますが、シュガーバッター法を紹介します。

シュガーバッター法はパウンドケーキを作る時にも登場する方法です。

シュガーバッター法を覚えれば、お菓子作りの幅が広がりますよ!

 

シュガーバッター法のコツを、ディアマンクッキーを作りながら説明していきます。

ディアマンクッキーとは、周りに砂糖がついた様子がキラキラしているクッキーです。

フランス語で「ダイアモンド」という意味のディアマンという言葉から来ています。

 

以前、チュイルというアーモンドの薄焼きクッキーをご紹介しました。

水だねという生地で作るチュイルは、ホイッパーでただ混ぜるだけでした。

【元パティシエールが教えます! レシピも公開!】簡単薄焼きクッキー「チュイル」

 

ディアマンクッキーの基本レシピ   

レシピ  約26個分

  • バター    100g
  • グラニュー糖 50g
  • 卵黄     2分の1コ(約10g)
  • バニラオイル 数滴(2、3振り)
  • 薄力粉    150g
さとみん
卵黄を半分に計るのは面倒ですよね。

私は2倍量で卵黄1個分で作って、途中で半分に分けて2種類のクッキーを作ってます。

今回も2種類のクッキーを作ります。

①塩バニラ・・・薄力粉150gに塩を2つまみ(1つまみは親指、人差し指、中指で摘んだ量で約1g)を入れてふるいにかける。

②ココア・・・・薄力粉140gとココア10gを合わせてふるいにかける。

使用するもの

  • ホイッパー(できればハンドミキサー)
  • ゴムべら
  • ボール   2種類作る場合は2つ
  • オーブン
  • あれば、横幅30から33センチくらいのトレー。またはラップ

バターはボールにスライスしながら計り、常温に戻しておきます。

バニラオイルは卵黄に入れておきます。

 

ディアマンクッキーの作り方を14ステップで紹介 

1. ボールに入れたバターを混ぜ、均一な硬さにします。

ホイッパーまたはハンドミキサーで混ぜます。

マヨネーズのような状態が作りやすいです。

2. グラニュー糖を入れ、混ぜます。

生地がふわっと白っぽくなるまで、よくすり混ぜます。

これが始めのポイントです!

ゴムベラでボールの内側に飛び散った生地をキレイに落としながら、作業します。

3. 卵黄をほぐし、2回くらいに分けて入れていきます。

2倍量以上なら、3回に分けて入れてください。

材料を入れるたびにホイッパーで混ぜ、ゴムベラで周りを落としながら作業していきます。

混ぜ終わったら、ホイッパーを外します。

4. 今回は2種類作るので、一旦総量を別のボールに計って、半分にしておきます。

多少の変化があるので、総量を確認してください。

5. それぞれの粉を合わせます。

ゴムベラの厚みが薄い方を使って、切るように合わせます。

生地をボールの底からすくって生地と粉を合わせます。

ゴムベラの横幅がある方を使ってしまうと、生地を練ってしまいます。

生地を練ると堅いクッキーに仕上がってしまいます。

この合わせ方もポイントです。

6. 粉っぽさが少し残った状態でラップの上にのせ、包んで潰して薄めにして最低でも30分以上冷蔵庫で休ませます。

7. 冷えて硬くなった生地を、作業台の上に手粉をふりながら手の付け根に体重を乗せるように生地をほぐしていきます。

手粉とは、生地が作業台にくっつかないように少量ずつうつ(蒔く)粉で、強力粉が向いています。

全体が同じ硬さになるまでほぐします。

 

8. そのまま空気が入らないように円柱の形にして、細長く成形していきます。

両手で同じように体重をかけながら転がして、成形します。

裏が平なトレーや、まな板などを上に乗せて転がすと、均一な棒状にしやすいです。

指の跡も付きにくいです。

左右の手で片側に力が入っていると、片方だけ細くなってしまいます。

両端も整えてできるだけ平らにして、まっすぐな棒状になるよう転がしていきます。

今回トレーの横幅が33センチで、32センチくらいに伸ばしました。

 

9. トレーに乗せ、冷蔵庫に入れて冷やし、再び休ませます。

トレーがなければ、ラップで包んで冷蔵庫に入れます。

形が歪まないよう気をつけてください。

1時間以上しっかり冷やします。

さとみん
ここで冷凍保存することもできます。

冷凍した場合は、冷蔵にて数時間解凍してから次の工程を始めてください。

10. オーブンを、180度に予熱します。

トレーの端に横一列にグラニュー糖を置きます。

成形して冷やした生地をその上で転がし、周りにグラニュー糖をまぶします。

さとみん
散らばったグラニュー糖は、スケッパーを使うと集めやすいです。

 

11. まな板の上に乗せ、包丁で12mmずつにカットしていきます

始めの2〜3個計ったら、あとはそれを参考にサクサクカットします。

生地が柔らかくなって来てしまうと、まな板に触れている面だけ潰れてしまいます。

また、包丁を垂直に下に下ろしてカットしていかないと、斜めになってしまいます。

12. 天板に並べていきます。

焼くと大きくなるので間隔を空けながら並べます

空けすぎると数が乗りません。

程よい距離で並べます。

2段目は、上の一列の間をとって並べていきます。

13. 180度に予熱したオーブンに入れ、12分焼きます。

14. 手前と奥を入れ替えて、再び12分焼きます。

焼き色を見て、程よくきつね色なら取り出します。

白っぽかったら、もう2〜3分焼きます。

オーブンによって、火力やクセが違うので、様子を見て判断してください。

完成品がこちらになります。

ディアマンクッキーの応用編

塩なしや塩1つまみにしてバニラ味をすこしかえたり、

ココアの替わりに、抹茶パウダーやほうじ茶パウダーを混ぜてたりと

応用できます。

さとみん
子供に抹茶パウダー入りを与えるのは気になりますよね。

そこで、私は野菜パウダーを使ってます。

富澤商店やcottaで様々な野菜パウダーを売ってますよ!

野菜パウダーは、こちらの粉末を20gと薄力粉140gで作りました。

ローストしたクルミを砕いて入れても美味しいですよ。

 

元パティシエールの解説!

シュガーバッター法について

シュガーバッター法は仕込み方法の名前です。

最初の工程で、柔らかくしたバターに砂糖を加えてよくすり混ぜます。

この工程から、シュガーバッター法と呼ばれています。

さとみん
英語だとSugar-batter法と書きます。batterは小麦粉・卵に牛乳や水を加えてどろどろに混ぜあわせたもののことを指します。

シュガーバッター法はパウンドケーキでよく使います。

パウンドケーキの場合、この後に卵や牛乳などの水分を少しずつ加えて合わせ、最後に粉を合わせます。

クッキーの場合は卵は入らないこともあります。

 

クッキー生地の種類について

クッキーには成形による分類もあります。

主な分類は4つです。

今回紹介したクッキーは、③のアイスボックスの仲間になります。

 

①伸ばし生地 仕込んだ生地を冷やして綿棒で伸ばし、抜き型で抜くもの

②絞り生地  生地を絞り袋に入れて、鉄板の上に絞って形作るもの。

③アイスボックス 生地を成形した後、冷やしてカットしていくもの。

④手形もの  手で生地を成形するもの。

 

おわりに

初めての方でも分かりやすく説明するよう心がけました。

この記事を読んで、クッキーを作ってみようと思ってもらえたなら幸いです。

何度か作った事がある方も、何か参考になることがあったでしょうか。

これからもブログを通じて、お菓子作りの魅力を伝えていきたいと思います。

よかったら、おうちで作ってみてください。

 

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