この記事でわかること
チュイルのレシピ
チュイルの作り方
チュイルの応用編、変わり種レースチュイルの紹介
こんな方におすすめ
- 簡単に作れるお菓子が知りたい方
- チュイルを作ってみたい方

子育てをしながら、今も週に何度かお菓子作りをしています。
チュイルって聞いたことありますか?
チュイルはフランスの焼き菓子で、薄くてサクサクした食感のクッキーです。
ケーキ屋さんの焼き菓子で取り扱っているお店も多いと思います。
名前の由来はフランス語の「屋根瓦 tuile」です。
クルっと丸まっていて難しそうに見えますが、比較的簡単に作れます。
初心者の方は丸めずに平のままでもいいですし、美味しいですよ!
今回は、基本の作り方プラス、ちょっと応用のお話です。
初心者向けのディアマンクッキーの作り方はコチラで紹介しています。
チュイルの基本レシピ
基本レシピは、卵白消費レシピでもあります。
料理で黄身だけを使うなんてこともありますよね。
余った卵白も無駄なく使うのに持って来いのお菓子です。
チュイルは、アーモンドスライスを使うチュイルアマンドが基本になります。
チュイルのレシピ
- 卵白1個分 35g
- 薄力粉 15g
- 砂糖(できれば粉糖、グラニュー糖でも)70g 今回はきび砂糖使用。
- 無塩バター30g(湯煎か電子レンジで溶かします。)
- アーモンドスライス 70g
使用するもの
- ホイッパー
- ゴムべら
- ボール(直径18センチくらい)
- フォーク
- あれば、絞り袋とクリップと500mlか1lのカップ。なければスプーン
- オーブン
チュイルの作り方
step
1ボールに卵白を計り、砂糖も入れて混ぜます。


step
2薄力粉をはかりいれ、混ぜます。


step
3溶かしバターを入れ、混ぜます。

step
4アーモンドスライスも入れて、軽く混ぜます。
step
5ラップをして常温で最低でも30分以上休ませます。
ラップをする前に、ボールの内側の生地をゴムベラでキレイにします。
気温が25度以上の場合は、冷蔵庫で休ませます。
step
6オーブンを160度に予熱始めます。
step
7絞り袋を持っている方は先をクリップか洗濯バサミで止めて、計量カップに固定します。

アーモンドが詰まるため、口金は使いません。
マドレーヌやフィナンシェ、マフィンなどの液状の生地を型に流す時にもこの方法でやると楽です。
絞り袋がない場合は、スプーンですくって生地を天板に流して行きます。
この時、スプーンの裏についている生地をボールの淵で軽く落としてから移動しないと、ぽたぽた垂れます。
step
8少し水を入れた容器にフォーク(スプーンでも)をつけながら、6センチくらいの丸い形にしていきます。


step
9160度のオーブンで10分焼きます。
step
10天板を回転させて手前部分が奥になるようにして、さらに7分くらい焼きます。
全体が、キレイなキツネ色になっていることが目安です。
取り出します。
step
11綿棒の上に置き、カーブをつけます。

焼き上がって30秒くらい置いてからやります。
熱いうちにこの作業をやらないと、冷めるとそのまま固まってしまいます。
ただ、置き時間が短すぎると千切れやすいです。
熱いので気をつけてください。
少し冷めたら、すぐに他のも綿棒でカーブを付けます。
綿棒がなけれは、ラップの芯でも代用可能です。
完成品がこちらになります。

チュイルという瓦の形に拘らず、焼き上がってそのまま平に置いて冷ましても、美味しく食べれます。
初心者の方は、オーブンから出してそのまま冷まし、平らのまま作っても全く問題ありません(^^)


チュイルの応用編
卵白をベースにしたサラッとした生地を薄く伸ばして焼くクッキー生地を、「水だね」と言いますが、今回卵白も使わない生地をご紹介します。
卵白を使わないので、作りたいと思ったときにいつでも作れます。
また、味のバリエーションも色々あります。
チュイル・ココ(ココナッツのチュイル)、チュイル・オランジュ(オレンジのチュイル)、チュイル・フロマージュ(塩味のチーズのチュイル)、、、
チュイルのレシピ(卵白なし)
- いちごピューレ(または潰してジュース状にしたもの)25g
- グラニュー糖 45g
- 薄力粉 15g
- 無塩バター 30g(溶かす)
step
1上から順に、足して混ぜていきます。

step
230分くらい休ませます。

step
3天板に一気に流して、パレット(なければスプーン)で薄くのばします。
step
4160度のオーブンに入れ、焼きます。
10分くらい焼いたら、天板を回転させて手前を奥にして さらに5~10分焼きます。
色が着くくらいまで焼きます。
色が薄ければ、もう少し焼きます。
焼き上がりはこんな感じで、レースっぽい模様になります。


step
5冷めて固まったら、タッパーに保存します。
そのままでも、アイスに添えたり、ヨーグルトに添えたり。デザートに向いてますね。
ほんのりいちご味のチュイルでした。
オーブンに敷いているシルパットを紹介します
個人的にお問い合わせをいただいたので、紹介します。
オーブンに敷いているのはシルパットです。
シリコンとグラスファイバーで作られたシートです。
柔らかい生地やバター多めの生地にオススメです。
焼きあがったお菓子も剥がしやすいです。
オーブンシートでもいいのですが、耐久性もあり私は気に入っていてよく使っています。
気になった方はコチラから
おわりに
混ぜて並べて焼くだけの簡単クッキー「チュイル」をご紹介しました。
卵白が余ってもったいないなんて時には是非、挑戦してみてください。
卵白なしのレシピも紹介しています。
レース模様がキレイなチュイルができますよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回の記事が何かの参考になれば幸いです。
Instagramでは私の作った作品を公開しています。
よろしければこちらもご覧ください。
フォローしていただけると嬉しいです。