迷惑メール

危険!迷惑メール「【水道局】ご請求 料金確定のお知らせ」に気をつけて!

「【水道局】ご請求 料金確定のおしらせ」というメールが届いたという方はいませんか?

このメールは迷惑メールの可能性が非常に高いです。

なぜこのメールが迷惑メールであると判断したのかポイントをあげていきますので、参考にして下さい。

迷惑メールを見分けるポイント

迷惑メール

1.宛名がない

迷惑メールは不特定多数に送っていることが多いため、ほぼすべての迷惑メールには宛名がありません。

今回のメールも宛名が書かれていません。

まず送られてきたメールが自分宛に来ているのかどうかチェックし、宛名がないようなら迷惑メールを疑いましょう。

2.日本語がおかしい

「支払いの詳細リンクエント」とありますが、「リンクエント」という言葉はありません。

「デリンクエント」で「滞納している」という言葉はありますが・・・。

それとも「リンクエントリー」としたかったのでしょうか。

迷惑メールは海外から送られてくることも多いです。

なかには怪しい日本語が書かれていることも多いので、読んでいて日本語に違和感を覚えた時は注意しましょう。

「更新の有効期限は、24時間です。」という言葉もなにを指しているのかよくわかりません。

24時間以内に水道料金を払わなければいけないということなのでしょうか。

水道は電気やガスに比べても料金滞納から止まるまでの期間が長いものです。

電気やガスは料金滞納からおよそ20日で止められてしまいますが、水道は東京都の場合は料金滞納から止められるまでの期間が3か月から4か月と言われています。

そんな大事な水道の更新の有効期限が24時間というのはあきらかにおかしいです。

3.差出人のメールアドレスがおかしい

差出人のドメインが「oinb.com」になっていますが、東京都水道局のドメインは「tokyo.suidoapp.jp」または「section.metoro.tokyo.jp」です。

4.リンク先のURLがおかしい

リンク先のURLが「https://ccxuplw.com/」となっていますが、本当の東京都水道局のURLは「waterworks.metro.tkyo.lg.jp」です。

迷惑メールの多くの目的はクレジットカード情報や銀行口座情報を盗もうとするフィッシング詐欺です。

それらの情報を盗む為に別のサイトに誘導しようとするので特にリンク先のURLに気を付けましょう。

ちなみに、最後の「lg.jp」は地方公共団体専用のものなので覚えておくと今後役に立つことがあるかもしれません。

5.コピーライト表記がおかしい

メールの最後に表記されているコピーライトですが「Copyright © Bureau of Waterworks Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved」までは本当の東京水道局と同じなのですが、なぜかその後に「.bmasaw-530i_mas-in-the-house.y 03ykky2l08klbrs」と入っています。

本当の東京水道局のホームページはこういう表記はありませんのでこういう細かいところも本当のメールか迷惑メールかを見分けるポイントです。

迷惑メールの対策

迷惑メール対策

迷惑メールの対策として、まず迷惑メールが届かないようにすることが重要です。

そこで迷惑メールが届かないようにする為のポイントを紹介します。

1.推測されにくいメールアドレスを利用する。

長く複雑なメールアドレスを使用することで迷惑メールが送られてくる確率はさがります。

メールアドレスが変更可能な方は一度検討されてみてはいかがでしょうか。

2.いろいろなサイトに登録しない

いろいろなサイトに登録するとその分どこからか自分のメールアドレスが漏れる可能性が上がります。

特にあまり知らないようなサイトにはむやみに登録しないほうがいいでしょう。

もし、登録するときはメインのメールアドレスとは別にGmailなどで「捨てメールアドレス」を作りあまり信用がないようなサイトでは使用して行くのもよいかもしれません。

3.インターネット上にアドレスを公開しない

X(旧:Twitter)やインスタなどのSNSをやっている方も多いと思います。

しかし、迷惑メール送信者はいろいろなところで情報収集していますのでなるべくメールアドレスは公開しないようにしましょう。

4.フィルタリングサービスを利用する

プロバイダや携帯電話会社はメールフィルタリングサービスを提供しています。

フィルタリングサービスは自動で迷惑メールと思われるものを判別し仕分けをしてくれるものです。

完全に防げるわけではあるませんが、一定の効果は見込めるので利用するのがおすすめです。

実際に迷惑メールが届いた時の対策

実際に迷惑メールが来たら

1.メールを開かない

迷惑メールを開いてしまうとウイルスに感染したりすることがあります。

今回のような東京都水道局からのメールなら東京に住んでいなければすぐにゴミ箱に捨てましょう。

2.リンク先をクリックしない

もしメールを開いても、リンク先をクリックしてはいけません。

リンク先では個人情報を入力するように案内してきますが、絶対入力しないようにしましょう。

もし、入力してしまったら警察に相談しましょう。

実際の迷惑メール

こちらが実際の迷惑メールです。

【水道局】ご請求料金確定のお知らせ
東京都水道局をご利用いただき、ありがとうございます。

このメールは、未払いの水道料金についてご連絡させていただくものです。お手数ですが、以下の内容をご確認いただき、早急にお支払いいただけますようお願い申し上げます。

お支払い期限: 2024/4/22

▼ 支払いの詳細リンクエント

※更新の有効期限は、24時間です。
よくある問い合わせ(FAQ)や操作方法動画等を掲載しています。
(東京都水道局HPに遷移します)
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※このメッセージは自動的に送信されております。本メールに返信いただいても、対応できかねますのでご了承ください。
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Copyright © Bureau of Waterworks Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved..bmasaw-530i_mas-in-the-house.y 03ykky2l08klbrs

まとめ

今回は東京都水道局を名乗った迷惑メールを紹介しました。

以下がこのメールを迷惑メールとして判断したポイントです。

  • 宛名があるかどうか。なければ怪しいです。
  • 日本語はおかしくないか。
  • 差出人のアドレスはおかしくないか。
  • リンク先のUALはおかしくないか。
  • コピーライト表記はおかしくないか。

こういう怪しいメールは絶対に開かないようにしましょう。

もし開いても、リンクをクリックしないようにしてください。

もし個人情報を入力してしまったという方はすぐに警察に相談しましょう。

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