換気扇をつけっぱなしだと安全に使用できる寿命が縮みますよ。
お風呂の換気扇はつけっぱなしにしている人も多いですよね。
換気扇の寿命は8〜15年と幅広いです。
使用時間やお手入れ次第で変わってくるんです。
24時間365日使用すると、必然と部品の消耗や劣化してきますよね。
いずれは壊れますが、長く安全に使うためにはお手入れと普段から気にかけることが大切ですよ。
最近では電気代も値上がりが続いていますよね。
換気扇をつけっぱなしだと電気代がどれくらいかかるのでしょうか。
電気代高騰で家計も厳しい今「少しでも節約できたらいいな」と思いますよね。
この記事では換気扇にかかる電気代、節約方法も紹介しています。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
お風呂の換気扇、つけっぱなしは火事の原因に!? 安心して使うためのポイント
お風呂の換気扇はつけっぱなしにしていても火事になることはほとんどありませんよ。
安全装置が付いてるためです。
ただし、老朽化や換気扇にホコリが溜まっている状態だと火事になる可能性を否定できないので、マメに掃除してくださいね。
火事に繋がらないように、長く安心して使用するために気をつけるポイントは以下の4点です。
- フィルターをマメに掃除する
- 異音がしないか確認する
- 除湿効果(換気扇効果)が弱まっていないか確認する
- スイッチの反応に異常がないか確認する
1つ1つ紹介しますね。
①フィルターの掃除をマメにする
大抵の換気扇は月に1回、フィルターの掃除する様に推奨されているんです。
フィルター掃除に使用する物は掃除機、スポンジ、中性洗剤、柔らかい布です。
軽い汚れであれば掃除機でホコリを吸い取るだけで問題ありませんよ。
汚れが目立つ時は中性洗剤を薄め、スポンジで優しく洗います。
フィルターを強くこすると破れる可能性があるため優しく取り扱ってくださいね。
リモコンやパネル部分は、中性洗剤を含ませた柔らかい布を硬く絞って拭けばいいんですよ。
感電やケガに繋がりますことがあるので、電源、ブレーカーを落として掃除をしてくださいね。
ブレーカーが落とさずに掃除していたからと言って、換気扇が故障したことや怪我をした体験はありませんがお手入れの際は注意しましょうね。
②異音がしないか確認する
異音がするとモーターが錆びているか内部部品のどこかが消耗している可能性がありますよ。
普段と違う音がすると思ったら使用を中止し、換気扇を確認しましょうね。
そのまま使用すると部品が破損し換気扇ごと交換する必要が出てくるかもしれませんよ。
ご自身で対応するのが難しいのであれば業者へ依頼してくださいね。
③除湿効果(換気扇効果)が弱まっていないか確認する
換気扇が老朽化すると除湿効果が薄まってくる可能性があるんです。
以前と比較して「除湿効果を感じられない」「換気機能が低下した」と感じたら使用を中止して換気扇の状態を確認してくださいね。
ファンの劣化の可能性がありますよ。
④スイッチの反応に異常がないか確認する
スイッチを押しても電源が入らない、反応が悪い場合は電気回路の異常が原因かもしれません。
ホコリなどの汚れの蓄積で換気が上手くできていない可能性もありますよ。
汚れがあるまま使用を続けると電気回路のショートや火花が出る可能性も否定できないんです。
普段から換気扇をつけっぱなしだとスイッチを触ることはないですよね。
たまにはスイッチを触って動作確認することをオススメします。
換気扇にも寿命はあります。
換気扇をつけっぱなしにすることで部品の消耗や老朽化に繋がり、寿命も早くなってしまいます。
そこで大切なのが、日々のお手入れや気にかけることなんです。
こまめな掃除をして、普段から気にかけて変化に気づくことが安全に使うためには必要なんですよ。
お風呂の換気扇、つけっぱなしが基本? でも電気代が気になる!
最近では電気代の値上がりがわだいになっていますよね。
「換気扇をつけっぱなしにしたいけど電気代が心配」と思っていませんか。
実際にいくらかかるのか調べてみました。
我が家の換気扇の場合…
運転モード | 定格消費電力(W) (50/60Hz) | 1時間運転した際の電気代(円) (50/60Hz) |
24時間換気 | 11/11 | 0.3/0.3 |
強暖房 | 1250/1250 | 34/34 |
強涼風 | 45/50 | 1.2/1.4 |
標準乾燥 | 1190/1190 | 32/32 |
風乾燥(送風のみ) | 45/50 | 1.2/1.4 |
24時間換気だけの場合、月に200円強、年間2,400円程度であることが分かりました。
暖房や浴室乾燥で温風を使用すると電気代が高くなることも分かりますね。
少しでも節約したいなら風乾燥をメインに使った方が良さそうですね。
それでも「少しでも節約したい」と思う方は入浴中に換気扇を切ってみるといいかもしれませんよ。
入浴中に換気扇を稼働させていると浴室の温度が下がり、お湯も冷めてしまうんです。
お風呂が冷めたら追い炊きや熱いお湯を追加しますよね。
そうすると、余分なガス代や水道代が発生し電気だけでなく光熱費全体が高くなってしまいますよ。
換気扇をつけっぱなしにする必要はある?
換気扇のつけっぱなしはカビ予防だけでなく、家を守ることにも繋がるんですよ。
換気扇をつけっぱなしにすると換気扇の老朽化が早まってしまい、壊れてしまうかもしれません。
しかし、換気扇を付けっぱなしにすることのメリットは数多くあるんです。
「つけっぱなしのほうがいいのかも」と思えてくるかも知れませんよ。
メリット①カビ予防
カビ掃除は大変ですよね。
換気扇を使用し、湿度を下げるとカビの発生予防や増殖の抑制効果が期待できます。
多くの方が換気扇を使用している目的ですよね。
メリット②臭い防止
排水口の髪の毛や石けんかすなどは放っておくと臭いを放ちます。
臭いの根本的な解決とは行きませんが、匂いが気にならない程度にはなります。
メリット③防腐効果
浴室の亀裂や隙間から家の柱に湿気がいってしまい、柱の老朽化やシロアリ発生の原因になることがあるんです。
換気扇を付けっぱなしにして故障しても新しい物は数万円で手に入れることができます。
しかし、家はそういうわけにはいきませんよね。
換気扇をつけっぱなしにしておくメリットがお分かりいただけましたでしょうか。
入浴中は換気扇を切ってお湯が冷めるのを防ぐ、それ以外は換気扇をつけっぱなしにして、湿気対策をすることがオススメですよ!
お風呂の換気扇どうしてる? つけっぱなしだと壊れるってほんと? まとめ
換気扇をつけっぱなしにすると劣化が早まる可能性があることは否定できません。
ただ、換気扇をつけっぱなしにして湿気対策をすることは家自体を守ることにつながるんですよね。
基本的にはつけっぱなしをオススメします。
できる限り換気扇を長期間使用できるよう、日々のお手入れをしていけるといいですね。
ホコリが溜まった換気扇は故障の原因にあるだけでなく、火災の原因になる可能性もあるんです。
換気扇を24時間一年中使用していても電気代は高くても年間2,400円程度なんです。
それほど高くないことを紹介しました。
少しでも節約したいと考えているあなたは、入浴中だけ換気扇を切ることをオススメします。
お湯が冷めにくくなるので、結果的に追い炊きや足し湯する頻度が減って、節約になりますよ。