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ぬいぐるみは洗濯不可!?なぜなのかその理由やお手入れの方法を解説

ぬいぐるみが洗濯できない理由は以下の通りです。

  • 縮んだり硬くなったりするため
  • 色落ちしてしまうため
  • シミが付いてしまうため
  • 破けたり部品が取れたりしてしまうため
  • 機械が壊れてしまうため

好きなキャラクターのぬいぐるみを集めるのが趣味だったり、お部屋のインテリアとして一家に1つはぬいぐるみがいるのではないでしょうか。

そんなぬいぐるみですが、「ずっと洗ってないけど大丈夫かな?」と心配になったことはありませんか?

いざ洗濯しようと思ってもお気に入りの物であれば特に「洗濯失敗して壊れてしまったら…」と不安になることもありますよね。

 

この記事では、ぬいぐるみが洗濯不可である理由のほか、お手入れ方法を紹介しています。

中には洗濯機で洗濯できるぬいぐるみもありますよ。

その見極め方法や、選択できない場合のお手入れについても詳しく紹介しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

ぬいぐるみのお手入れ方法を知れば、ぬいぐるみに付いたダニやホコリを心配したり、お手入れを失敗する心配を和らげることができますよ。

洗濯できないぬいぐるみの特徴

洗濯できないぬいぐるみの特徴

洗濯できないぬいぐるみの特徴は以下の通りです。

  • 取れそうな装飾品や部品が付いたもの
  • 電池式や機械が入っているもの
  • 革や人工革が使用されているもの
  • 色落ちするもの
  • アンティーク調のもの
  • 大きすぎるもの

1つ1つ解説していきます。

取れそうな装飾品や部品が付いたもの

ぬいぐるみの目や口のパーツが接着剤で付けられているものは、水溶性接着剤なので水で洗うと接着剤が溶けて目や口がなくなる可能性があります。

また、金属が使用されているのものは洗うとサビの原因になるため洗濯しない方がいいでしょう。

電池式や機械が入っているもの

声を出したり歩いたりするぬいぐるみは、中に入っている機械が水に濡れると壊れてしましまいます。

機械だけ取り出せない場合は洗濯しないようにしましょう。

革や人工革が使用されているもの

皮革やファーの付いたぬいぐるみを洗うとシミができたり、風合いを損なったりするため洗濯は不向きです。

どうしても洗濯したい場合はクリーニング店に相談しましょう。

色落ちするもの

白いタオルを濡らしてぬいぐるみの表面を軽く擦ってみて、白いタオルに色が付く場合は色落ちしやすい素材です。

無理に洗ってしまうと変色するため洗濯しない方が良いです。

アンティーク調のもの

アンティーク調のぬいぐるみは繊細な素材や、細かい部品で作られているため洗わないようにしましょう。

ホコリはブラシで優しく掃除する程度にしましょう。

大きすぎるもの

洗濯したり、乾燥することも困難なため洗濯するのは難しいです。

水分を吸収して重くなったぬいぐるみは脱水できない場合が多く、乾燥に時間がかかるため自宅で洗濯するのは諦めましょう。

ぬいぐるみを洗った方が良い理由

洗った方が良い理由

ホコリやダニを洗い落とす

購入したまま何年も洗っていないぬいぐるみはホコリが積もったり、ダニの温床になっています。

化学繊維で作られているぬいぐるみは静電気によりホコリやゴミが付着しやすく、アレルギーの原因になります。

ダニ退治用のスプレーでは、ぬいぐるみの中まで行き届きませんが、ダニのフンや死骸は水溶性のため洗濯すれば洗い流せます。

ダニやカビの派生を防ぐため年に2〜3回ほど洗濯するようにしましょう!

カビや臭いの発生を防ぐ

子どもが気に入ってるぬいぐるみは皮脂やよだれ、食べこぼしの汚れが染み付いている場合があります。

そのままにするとカビや臭いの原因に...(>_<)

更に、おもちゃ箱などにギュウギュウに詰め込んだ風通しの悪い状態で保管していると、湿気がこもりカビが発生しやすくなります。

臭いが気になる前に洗濯して、中までしっかり乾燥させましょう!

ぬいぐるみのお手入れ方法① 洗濯できるぬいぐるみの洗い方

洗濯をする前に…

⚠︎洗濯する前に洗濯表示を確認してください。

洗濯機のマークや手洗いマークがあれば、おしゃれ着と同様に「ドライコース」「手洗いコース」など優しく洗えるコースを選択して家庭で洗濯可能です

※水洗い不可、ドライマーク付きの場合は、クリーニング店に依頼しましょう。

【 用意しておくもの 】

  • ブラシ
  • 中性洗剤・柔軟剤
  • バケツor洗面器(※手洗いの場合)
  • タオル
  • 洗濯ネット

洗濯機での洗い方

①準備

リボンなどぬいぐるみの付属品で取り外せるものを外して、表面のホコリをブラッシングで落としておきます。

*ブラシが絡まりやすい場合は、屋外で叩いてホコリを取りましょう。

②洗濯

ぬいぐるみを洗濯ネットに入れ、洗濯機を手洗いコースやドライコースなど優しく洗うコースに選択する。

規定量の中性洗剤と柔軟剤を入れて、選択したコースですすぎまでする。

脱水が始まる前に一度洗濯機を止めてぬいぐるみを取り出し、タオルに包み洗濯ネットに入れる。

③脱水

10〜20秒程度脱水して再度洗濯機を止める。

*バスタオルに包むことで早く脱水ができ、痛みを軽減できます◎

④乾燥

洗濯ネットからぬいぐるみを取り出し乾燥させたら完了です。

手洗い方法

①準備

洗濯機での準備と同様、付属品で取り外せるものを外してブラッシングしておきます。

②洗濯

バケツや洗面器などぬいぐるみが入る容器に40℃程度のお湯を溜め、4ℓのお湯に対し10㎖の中性洗剤を溶かします。

洗濯液にぬいぐるみを浸けて5分くらいかけて軽く手で押し洗いし、30分ほど浸け置きする。

※汚れがひどい部分は、洗剤を含ませたスポンジで軽くたたき洗いします。

容器の水を捨てて、水を替えながら泡がなくなるまですすぎます。ふわっと仕上げたいときは容器の中に水と少し柔軟剤を入れて、約20分浸け置きすると良いです◎

③脱水

ぬいぐるみの水気をタオルで優しく拭きタオルに包み洗濯ネットに入れる。

10〜20秒程度脱水して再度洗濯機を止める。

④乾燥

洗濯機使用での方法と同様、乾燥させたら完了です。

干し方のポイント

①ぬいぐるみの毛並みや形を整えて干す

ぬいぐるみを脱水した後は、すぐに洗濯機から取り出しブラッシングしましょう。

毛の流れと逆方向にブラッシングすると、毛が立ち上がりフサフサになります。

手で優しく元の形に整えてしっかり乾燥させましょう。

②陰干しする

脱水後すぐに取り出して形を整えて、2~3日風通しが良い日陰に陰干しします。

③洗濯バサミで挟まない

崩れや洗濯バサミの跡が残ってしまうため、ぬいぐるみを干すときは直接洗濯バサミで挟まないようにしましょう。

※ぬいぐるみを洗濯ネットに入れてネットを洗濯バサミにで挟むようにしましょう。

小さいもの▶︎洗濯ネットに入れてハンガーに吊るして干す

大きいもの▶︎ニットを干す台の上に置いて干す

ぬいぐるみのお手入れ方法② 洗濯できないぬいぐるみの手入れ

①重曹を使う【⠀自分でお手入れする場合⠀】

ぬいぐるみがすっぽり入るビニール袋を用意します

袋の中にぬいぐるみを入れ、まんべんなく重曹をぬいぐるみに振りかけます。

袋の口を閉じてそのまま30分ほど放置します。

掃除機で重曹を吸い取ります。

固く絞ったタオルなどで優しく拭き、陰干しで湿気を取ったら完了です。

②薄めた洗剤で拭く【⠀自分でお手入れする場合⠀】

柔らかいブラシなどを使ってホコリを簡単に落とします。

おしゃれ着用洗剤を2〜3ml、2ℓの水に薄めて洗剤液を作ります。

洗剤液にタオルを含ませ固く絞りぬいぐるみを軽く拭いていきます。

洗剤の入っていないキレイな水を含ませたタオルを固く絞り、洗剤を取り除いていきます。

洗剤が完全に落ちるまで繰り返し、陰干しで湿気を取ったら完了です。

③スチームアイロン(ダニ退治のため)【⠀自分でお手入れする場合⠀】

ダニは50度で20〜30分、60度の熱であればほぼ死滅すると言われています。

ダニが気になる場合は、スチームアイロンで当て布をしてぬいぐるみにスチームを当てます。

布団乾燥機でもOKです。

布団乾燥機や衣類乾燥袋にぬいぐるみをくるみ熱を加えましょう。

温度にムラがあるとダニは低温の方へ逃げていくので、ムラなく熱を加えるのがポイントです。

④専門業者に手入れを依頼する

今の時代ぬいぐるみ専用の病院があるんですよね(°-°)!!

ここでは洗濯だけではなく、壊れてしまったぬいぐるみのお直しもやってますよ。

大事なぬいぐるみが洗濯出来なくて困ってる方にはおすすめです♪

SERVICE | ぬいぐるみ専門病院® 杜の都なつみクリニック (natsumi-clinic.com)

 

ぬいぐるみをクリーニングしてくれる業者もありますよ

ぬいぐるみクリーニング&修理 | 全国宅配クリーニングと修理のデア (packman2.com)

【 日頃のお手入れ方法 】

日頃のお手入れでは、ハウスダスト除去スプレーなどをかけて、こまめに陰干ししましょう。

ダニのフンや死骸を除去するには、布団のように陰干しから取り込んだとき、軽く手で叩いて最後に掃除機をかけておきます。

ぬいぐるみは洗濯不可!?なぜなのかその理由やお手入れの方法を解説 まとめ

ぬいぐるみが洗濯できない理由は以下の通りです。

  • 縮んだり硬くなったりするため
  • 色落ちしてしまうため
  • シミが付いてしまうため
  • 破けたり部品が取れたりしてしまうため
  • 機械が壊れてしまうため

大事にしているぬいぐるみほど、汚れやダニが気になりますよね...(泣)

まずは洗えるものかどうか確認をしてくださいね。

洗えるぬいぐるみの場合は、自宅で洗ってあげることができますよ。

記事の洗い方を是非参考にしてみて下さい♪

 

自宅で洗濯できないぬいぐるみもクリーニング店や専門業者に依頼するとお手入れすることができますよ。

あなたのぬいぐるみもお手入れをすることで、安心して長く付き合ることができますよ。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

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