旦那さんから生活するお金がもらえない場合、対処法として以下の方法が挙げられます。
- 生活費は分担する必要があることを教える
- 家計簿を見せる
- お金の使い道をチェックする
- 夫婦の財布を1つにする
- 子どもからお金の話を夫にしてもらう
生活費を提供しないことは、経済的な虐待と言えます。
夫に、夫婦は法律で相互に支え合う責務があることを説明しましょう。
法律で夫婦はお互いを支え合うことが義務づけられています。
生活費を分担しないことは、離婚の正当な理由となります。
それでも夫が生活費を提供しない場合、親や身近な人たちに相談し、説得してもらうことを検討しましょう。
この記事では生活費を渡さない夫を説得する方法のほか、生活費を渡さない夫の心理やタイプを紹介しています。
是非最後まで読んでください。
夫に生活費を渡すように説得する方法
生活費は分担する必要があることを教える
夫婦での生活費の分担は法律で義務づけられていることを、夫に理解させる方法を考えてみましょう。
この方法は、自分の収入を「俺のもの」と勘違いしている夫に対して効果的です。
もし生活費を分担しない場合、それは悪意の遺棄に該当し、離婚も可能であることを説明すれば、夫は納得するでしょう。
ただし、夫が実際に生活費がいくらかかるのかを理解していないこともあります。
ますます、弁護士に相談するなどして、あなたの家庭での婚姻費用分担と養育費の総額がどのくらいかを確認してみることが良いでしょう。
もし夫がその金額を提供してもらえない場合、別居し、裁判所に訴えるつもりであることを伝えてみてください。
家計簿を見せる
生活費の実際の金額が夫に理解されていない場合、家計簿をつけて見せることも有効です。
ただし、これまで生活費を受け取っていなかったため、正確な数字を提供するのは難しいかもしれません。
夫の理解を得るためには、実際の生活費にプラスして提示する方が効果的です。あなたが節約して生計を立てていることも説明することが大切です。
お金の使い道をチェックする
もし夫が自分のお金を浪費している場合、お互いの支出を確認することも考えてみましょう。
しかし、夫のギャンブル癖や借金の問題は夫婦で共同で解決する必要があります。
攻撃的な言葉ではなく、協力して解決策を見つけることが大切です。
夫婦の財布を1つにする
妻がパートをしている場合、財布を一つにしてしまうことも一つのアイデアです。
夫には妻の収入が見えていないことから、子供の学費や新しい家庭用品などがパート代で賄えていると勘違いしているかもしれません。
夫婦で稼いだお金を共有し、お互いの支出を透明にすることで、より良い関係を築くことができるでしょう。
子どもからお金の話を夫にしてもらう
子供が成長するにつれて生活費が増加し、不足している場合、子供に必要な費用を説明させることも効果的です。
夫は子供にかかる費用に責任を感じるはずです。
子供が「お母さん、節約して頑張っているのに食費が足りない」と夫と交渉することもできます。
子供が十分に大きい場合、協力してもらうことができます。
旦那・夫が生活費をくれない心理とは
そもそも旦那の収入がない、少ない
夫が仕事に就いておらず、収入がない場合、生活費を提供するのは難しいことがあります。急なリストラや職場でのトラブルによって、夫が家族に知られないように辞職している可能性も考えられます。
とにかく、収入がない限り、生活費を渡すことは難しいです。
また、夫は仕事には就いているものの、収入が低いため、生活費を提供できないこともあります。収入が低い場合、最低限の生活費しか提供できないことがあります。
誇り高い男性の中には、「生活費を提供することで、給料が低いことが家族にバレる可能性がある。だったら最初から提供しない方がいい。」と考えている人もいるでしょう。
趣味にお金を使いすぎている
夫が自分の趣味や好みに過剰にお金を使っているケースはあります。自分で稼いだお金から趣味や好みにお金を使うことは構いませんが、使いすぎて生活費をまかなえないようであれば、それは大きな問題です。
多くの家庭では、手取り収入のうち1割ほどを自分の小遣いとして確保しています。支出が過度になると、家計に悪影響を及ぼすことは避けられません。
一方で、「自分が稼いでいるから、自分の好みにお金を使いたい」という欲望に任せて、生活費を渡さないこともあります。
生活費を把握していない
生活費の具体的な必要額を把握していないケースも見受けられます。生活費がどれくらいかかるのかを理解していない夫やパートナーが、生活費を支給しないことがあります。例えば、食費について「月に1万円から3万円あれば十分だろう」と考えている男性もいます。
テレビ番組で節約術を学び、月5万円で生活できると信じて、実際に5万円しか生活費を支給しないケースも存在します。
生活費には食費だけでなく、日用品、公共料金、医療費などが含まれます。5万円しか支給されない場合、家計を管理する主婦は厳しい状況に直面します。
生活費が不足していると訴えても、男性側は「生活費は支給しているが、不足しているのは家計の管理が不適切だからだ」と考えることがあります。
自分の収入は自分のものだと思っている
自分が収入を得たお金を自由に使うことは、一般的な考え方です。ただし、この考え方が過度になり、生活費の提供を怠ることがあります。
多くの家庭では、家計の主導権が夫にあると考えられており、必要な生活費を妻に渡す形が一般的です。
子どもにかかるお金を把握していない
しかし、子供の成長に伴う経済的な負担に気付いていないケースもあります。最初は夫婦二人で生活費をまかなうことが多いですが、子供が生まれると支出が増えます。子供の成長に伴い、食費や教育費などが増加します。
子供一人の出産から大学卒業までにかかる費用は、国立大学に通わせても約730万円から、私立大学に通わせる場合は約2,000万円にも上ります。男性が子供の成長に伴う経費の増加を理解していない場合、生活費を増額することに協力しないかもしれません。
妻の収入があるので十分だと思っている
共働きの夫婦の場合、妻の収入があるために生活費は不要だと考えることがあります。最初は財布を別々にして、妻が収入から生活費を管理することが一般的です。そのため、結婚後も生活費を提供する責任が夫にあることを理解していない場合、夫婦間で不満や誤解が生じる可能性があります
生活費をくれないのはこんな旦那!
渡してくれる生活費が少ない
生活費を提供しながらも、その額が家族の生活を十分に支えることができない場合があります。男性の収入が限られているため、生活費が不足することがあります。一部の人は、「生活費をもらえるだけでも感謝しなさい」というスタンスで、最低限の生活費しか提供しないことがあります。
要求しないと生活費をくれない
主婦であれば、生活費が不足していても上手に家計をやりくりしなければなりません。一方で、夫が毎月定期的に給料を受け取っているにもかかわらず、妻が生活費を要求しない限り、生活費を提供しない男性も存在します。
生活費が必要であることを理解しながらも、自発的に提供しないことがあります。女性にとっては、必要な費用があるにもかかわらず、自分から提供しないことに疑念を感じるでしょう。
毎回生活費を頼むことはストレスの原因となります。
お金に細かい
また、生活費を提供しない男性は、妻の支出を厳しく監視し、無駄遣いを見つけると厳しく叱責することがあります。支出が厳格にチェックされ、無駄な出費が見つかると、さらに厳しい叱責が行われることもあります。主婦が家計を管理する場面で、生活費を提供しないことは難しい状況ですが、支出の細かな監視は心の負担となります。
妻が外で働くのを嫌う
一方で、生活費を提供しない男性は、妻が働くことを嫌う傾向もあります。これには、自分の収入が不十分と思われるのを嫌う、他の男性との接触を恐れる、家事や育児の負担を嫌うなどの理由があります。男性が妻が働くことを嫌がる主な理由は「自分の稼ぎが悪いと思われるのが嫌だから」です。特にプライドが高い男性は、奥さんが働くことによって自分と同じくらい収入を得ることが面白くないと感じます。家計が多少苦しくても女性が働くことを反対するのです。ほかにも「他の男性と知り合う機会があるために嫌がっている」場合や、「自分が家事や育児の負担を強いられるのが嫌」な場合もあります。
妻に暴言をはく
「誰が食わせてやってると思ってる!」など高圧的な態度で暴言を吐く男性も、生活費を提供しない特徴があります。パートナーである妻のことを1ミリも考えておらず、自己中心的な考えの持ち主です。自分が不快な気持ちになる事が許されないため、暴言を吐くのです。
本来なら大切にしなければならないパートナーの女性に対して、責めたり傷つける言葉を浴びせて自分に屈服させようとします。女性を支配下に置くことで、自分が優位に立ち満足するのです。このような対応の人は、女性が何か一言でも反論しようとすると、女性を攻め続けて女性に反省を促します。自分は間違っていない正しいのだと信じ込んでいるので、質が悪いです。
彼らは、女性に対して冷酷で高圧的な態度を取り、自分の欲望や感情を第一に考えます。家族の幸福や共感を無視し、自分の満足感を優先します。
専業主婦必見!?旦那が生活のお金をくれない!対処法とは? まとめ
旦那さんから生活するお金がもらえない場合、対処法や夫の心理、言動の傾向を紹介してきました。
夫を説得する方法としては、以下の5つを紹介しました。
- 生活費は分担する必要があることを教える
- 家計簿を見せる
- お金の使い道をチェックする
- 夫婦の財布を1つにする
- 子どもからお金の話を夫にしてもらう
夫の収入は、妻の協力があって初めて成り立つものであり、妻が外で働くことに対して非協力的な場合、なおさら夫の意識を変えるべきです。
妻が働けずに生活費を受け取れない状況は深刻です。
対策が効果がない場合、婚姻費用分担の仲裁を申し立て、強制的に支払わせることも検討してください。