プライベートのみならず面接の場面や会社などあらゆる場面で自己紹介する機会は多いのです。
自己紹介をするで『趣味は何?』と聞かれる事も多いですよね。
趣味を聞かれても、趣味がなくて言えない場合や言いたくないなんて事もあると思います。
この記事ではプライベートや面接のときに使える趣味対策をご紹介します。
趣味がない、オタクと思われたくないと言ったシチュエーション別に対処法を紹介しています。
この記事では、趣味を聞かれても困らない様な対策も紹介してるので、就活などの面接対策にもなりますよ。
面接でなぜ趣味が聞かれるかも解説しているので、是非最後まで読んでくださいね。
プライベートで使える自己紹介対策
これといった趣味が浮かばない場合
普段趣味にしている事が浮かばない場合は自分が普段していることを思い出してみてください。
ドラマや休みの日に映画を見たりしていませんか?
動物を飼っている方は動物と触れ合ったりしていると思います。
そんな日常の中の出来事を趣味として紹介するのもいいですよ。
他にも今は趣味がなくても昔の趣味などを『前は○○が趣味でした。』などでもいいでしょう。
ちなみに私はラーメンめぐりが好きでそれを趣味として紹介したりしています。
オタクと思われるのが心配な場合
オタクと聞くと昔は抵抗がある人も多かったですよね。
そんなオタクという言葉も最近では当たり前になっている言葉でもあります。
『それでもオタク思われたくない!』なんて方はカモフラージュをしながら伝えるのがオススメ!
アニメが好きでも誰もが知っているアニメなどが好きと上手く伝えたり、最近話題になっているアニメを紹介するのもいいかも知れませんね。
アニメのオタクと思われたくない方は趣味の中で起こる行動を趣味として紹介するのもありですよ。
例えばアニメのライブで泊りで旅行なんて時は『旅行にはよく行くよ。』として紹介するとオタクとはバレることはないですよね。
オタクだという事を隠さずにありのままの自分を見せるのもいい場合もありますよ。
昔と違い『オタク』という言葉は当たり前になっています。
オタクと隠さずありのままの自分を紹介することで自分と同じ趣味の方と巡り合えるチャンスにもなります。
かといっていきなりマイナーなものから話すよりみんなが知っている定番なアニメの話をして徐々にマイナーなアニメも小出ししていくのがポイントです。
オタク友達の知り合いがいなくオタク友達が欲しいなんて方にはオススメの自己紹介方法なのでおススメ。
自分の趣味について話したくない場合
自分の趣味を他人に話したくない方は、うまく相手の趣味を聴く側に回るのがいいでしょう。
例えば、『今は趣味がないので、何か趣味を見つけたいと思っているのですがなに面白い趣味はありませんか?』など相手の趣味をうまく聞き出して話すのがいいです。
そうすることで相手も嫌な気はしないですし、自分にも新しい趣味が出来る可能性もあります。
就職面接や公式な場面での自己紹介対策
就職の面接や公式の場での自己紹介は相手に自分がどのような人かを印象図けるものになります。
そんなときにオススメな対策を6つ紹介します。
定性的に趣味を取り上げる
『人間観察』などの形としては現れない定性的な趣味を取り上げることで鋭い質問はされることなく、なぜ『人間観察』とするようになったのかの動向に質問が向きます。
定性的な趣味を取り上げることで質問されることが限られてくるので質問の受け答えもしやすくなります。
「○○観察」と色々と応用してもいいですね。
定性的な趣味を用意しておくことで自分自身も知ってもらえるプラス答えやすいメリットがあるので面接の場面などではかなりオススメですよ。
一時的にハマっていた趣味を思い出す
今現在趣味がない場合は昔に継続してやっていた趣味などを思い出しましょう。
趣味がないと答えるよりは相手にいい印象を与えることが出来ます。
昔の趣味の話をしているうちに自分の中で昔の趣味の情熱が再熱することもあるかも知れませんよ。
自分の趣味を素直に伝える
趣味がゲームやアニメ、旅行など仕事での再現性などがない事が心配する方も多いのではないでしょうか。
面接での趣味の質問はあくまで人間性を見る事に重点を置いている事が多いので、自分の趣味がある場合は素直に答えるのがオススメです。
自分に趣味があるのにわざわざ面接用に趣味を作るのはかえってマイナスに繋がる事もあります。
自分が普段やってない趣味だと痛いとこをつかれた質問をされた時上手く答える事が出来ない場合があるからです。
ですので、趣味がある場合は素直に答えておくといいでしょう。
家族、友人との過ごしている事を趣味として話す
休みの日を家族や友人と過ごしている方はその出来事を趣味として話すのもオススメ。
例えば休みは家族とお出かけする場合などや連休の休みは友人と旅行に行く場合など、それを趣味とするのもありです。
休日は一人!なんてあなたは休日自分がしている事を思い返すのがいいですよ。
私の場合、休日は色んなスイーツ屋さんに行き好きなスイーツを買って家に帰って食べるのが休日の過ごし方です。
他にも映画を観る方ならそれを趣味として話してみましょう。
時間を忘れて没頭できることを趣味にする
『色々考えたけど趣味と言えるものがしっくりこない』といった場合は、自分が普段没頭している事を思い出してみてください。
例えば意識はしていないが長時間やっていても苦にならない事はその作業が好きな可能性があります。
子供と遊ぶのが好きで没頭してしまう事も一つの趣味と言えるでしょう。
他にも写真を撮ったり筋トレをしたりと自分がやっている中で没頭しているものを一度考えいくとたくさんの趣味が発掘出来るかも知れませんよ。
自己紹介でいい印象を与える趣味とNGな趣味をご紹介
好印象を与えられる趣味の例
自己紹介でいい印象を与えるのは誰もが知っている趣味がおすすめ。
例えばスポーツ、登山、ドライブや写真、筋トレ、料理などがあげられます。
こういった趣味はみんなが知っている場合が多いため相手にいい印象を与えてくれる趣味と言えるでしょう。
料理や読書が趣味な人は控えめで大人なイメージを印象づけてくれます。
スポーツや登山が趣味な方はアクティブな印象を与えてくれます。
このような一般的な趣味だけなくオリジナルのある趣味も場合によっては好印象を与えてくれます。
例えば食べ歩き、楽器の演奏、アンティーク雑貨集めや熱帯魚の飼育などオリジナリティがある趣味は自分から興味を持ち始めた趣味だと好奇心旺盛だという印象を与えることができます。
また、楽器の演奏などはみんなが出来る事ではないと思います。
なので、楽器の演奏が出来ると相手は『この人楽器が出来ていいな。』、『すごいな』と思い趣味に興味を持ってくれ話が広がりみんながあなたに興味ができいい印象を与えることが出来るでしょう。
話すのを避けた方がいい趣味の例
逆に相手にいい印象を与えない趣味もあります。
いい印象を与えない趣味を紹介していきますね。
ギャンブル
パチンコや競馬、競輪などギャンブルイメージが強い趣味の一つと言えます。
これは相手にとって『金遣いが荒い』『お金の管理が出来ない』などの印象を与えます。
仲良くなった場合『お金を貸してほしい』と言われたらどうしようと思われる可能性も高いです。
政治や宗教に関する趣味
信念をもって活動している方からすれば誇れる事ですが、面接の場合や人によってはネガティブなイメージがあるため自己紹介で話すのは避けた方がいいでしょう。
他にも社会的思想の違いによるトラブルを懸念される方もいるので気を付けましょう。
また最近は、ニュースでも宗教問題が取り上げられることが多く気を付けた方がいい話題です。
趣味が寝る事だけの方
寝ることが趣味と聞いて『寝る事は趣味なの?』と思う方が多いと思います。
また寝ることを趣味にしてしまうと相手に『この人趣味がない人だな。』と思われ関わっても面白くなさそうだなと思われる可能性もあります。
他にも、家にいるイメージが強くなり『友達がいない』と思われたり、『だらしない人』などの印象を与えてしまうので趣味として話すのはオススメしません。
ネットサーフィンが趣味
今ではインターネットの利用が当たり前の時代ですよね。
そんなネットサーフィンが趣味な方も多くいると思います。
しかしインターネットが趣味でずっとインターネットをしていると話すと相手からしたら『無趣味』と思われてしまうとこもあるので注意してくださいね。
面接で面接官が趣味を聞く目的とは?
面接官が趣味を聞く目的は以下のの5つを見るのを目的としている場合が多いです。
- 人間性
- 仕事での再現性
- 没頭や熱中できる人か
- 社内の人間と打ち解けられるか
- メンタルヘルスの管理が出来るか
5つについて詳しく見ていきましょう。
人間性を知りたい
人間性を知るには相手の事を知ることから始めなければなりません。
趣味は相手の人間性を知ることが出来る質問になります。
そのため面接の場面などでは必ずと言ってもいいほど趣味のを聞かれるので対策出来るようにしておくのがポイント。
志望動機や長所といった硬い質問から離れた趣味の質問をすることで人間性を見ている可能性が高いです。
趣味の話をすることで相手の素の部分を見ようとしています。
仕事での再現性を知りたい
自分の趣味を仕事にしている人も中にはいると思います。
趣味によっては仕事に役立つ事があるかもしれません。
そのため面接官は趣味を仕事のスキルとして生かせるかも見ている事があります。
趣味にどれだけ力をいれているか、どんな実力なのかによって面接官の評価は変わりますが自分の趣味が仕事に役立つのであればそれだけで評価は上がり面接の場では有利になります。
没頭や熱中できる人か知りたい
好きなことに熱中、没頭できる人は仕事に対しても同じように熱意をもって取り組めると思ってくれる場合が多いため、没頭できる趣味などがあればアピールしましょう。
少し前までは様々な仕事に対応できる人材を何十年もかけて育成する傾向にありましたが、近年は専門に特化した人材が求められています。
そのため、一つの事にどれだけ集中、没頭できるかが大切になります。
趣味でそれが出来れば仕事でも出来るのでは。と評価に繋がります。
社内の人間と打ち解けられろうか知りたい
初対面の方などとお話をする際に話を広げる話題としても趣味を聞かれることは必ずと言ってもいいほどあります。
面接での話しやすさや話の上手さなどは会社に入社した後の人間関係をうまく築けるか、打ち解けられるかに繋がってきます。
他にも無趣味の人より趣味がある人の方が面接官はより早くなじめると評価してくれることが多いため、趣味は持っておく方がいいでしょう。
メンタルを管理できるか知りたい
近年では過重労働が問題になっている事も多く、メンタルヘルスに問題を抱えている人も少なくありません。
国を挙げて企業に対策を求めるほどの深刻な問題となっているのも事実で、メンタルヘルスを管理できるかが企業側にとってもかなり重要視する部分にもなっています。
メンタルヘルスを管理できる人材かを見極めるにあたり、趣味を聞くのも見極めるポイントとなります。
趣味を聞くことにより、休日にストレスを解消できるのか、リラックスして週明けに仕事を出来るかどうかなどの確認を行います。
このようなことを事前に把握しておくことで、メンタルヘルス管理がしっかりできる人材を確保するのです。
ですので『趣味がないです。』と答えてしまうと、ストレスを抱えてしまう可能性があり採用しても仕事を辞めてしまうのではないか?と考えられてしまう可能性があります。
必見!自己紹介で趣味を言いたくないときの対処法 面接試験対策も紹介 まとめ
自己紹介で趣味を言いたくない場合の対処法を紹介しました。
今回紹介した対処法を以下にまとめました。
プライベートの場合
- 自分の日常の行動を趣味として紹介する(漫画や散歩など)
- 行動を趣味に変換して紹介する(例:アイドルの追っかけ→旅行が趣味)
- いっそのこと聞き役に回る
就職活動などオフィシャルな場合
- 人間観察など○○観察と言う(趣味となった動機に話題を向ける)
- 昔ハマったものを趣味として言う
- 素直に話す(ゲームなど仕事に関係ないとしても、面接にマイナスになることは少ない)
- 休日の過ごし方から趣味を話す(普段の空き時間によくしていることなど)
- 家族や友達との過ごし方を思い返して話す(友達は趣味嗜好が近い場合が多い)
- 没頭できることを話す。(没頭できる=趣味ともいえる)
ただし、ギャンブル、政治や宗教はネガティブなイメージを持たれる場合があるので、避けた方がいいですよ。
趣味を聞かれるのは大なり小なりあなたに関心があるということです。
今回紹介した方法で趣味を答えれば、無難に乗り切ることができますよ。