香水を付けていて「臭い!」「臭いがきつい」と言われたことはありませんか?
香水が臭いといわれるとショックですよね。
言われたからと言って、あなたの存在を否定されたわけではないので、あまり思い詰めないでくださいね。
この記事では、
- 香水が臭いと言われる原因や理由
- 香水が臭いと言われないためのポイント
- 香水が臭いをつけすぎてしまった際の対処法
- 職場での香水マナー
- 自分だけが香水のにおいを楽しむ方法
について紹介しています。
比較的万人受けしやすい香水やLINEで相談できる香水のサブスクまで紹介しています。
是非最後まで読んでくださいね。
香水が臭いと言われる理由•原因
香水を付けていて「臭い!」と言われてしまう原因は以下の通りです。
- 香水をつけ過ぎている
- 汗と香水が混ざって臭くなった
- シチュエーションに香水の香りが合ってない
- つけるタイミングがよくない
- そもそも香水自体が苦手な人もいる
5つのポイントを気をつけると「いつも良い香りがする人」に変われますよ。
①香水をつけ過ぎている
香水を付けて「臭い!」と思われてしまう1番の理由です。
香水をつけすぎてしまう原因は、日常的につけているので自分の鼻が香りにな慣れてしまうこと。
香りに慣れると、匂いを感じにくくなるんですよね。
その影響でスプレーする回数が増えてしまったり、時間をおいて何度も重ねづけをしてしまったりしているかもしてません。
好みの香りであっても、香りが強すぎると逆効果になってしまうんです。
また香水を付ける量が多すぎると、香りの種類によっては「トイレの芳香剤の匂い」と思われてしまうかも・・・。
特に電車内やエレベーターの中など、狭く密室な場合は距離が近い程影響は大きくなります。
強い香りで頭が痛くなったり、具合が悪くなったりする人もいます。
どんな良い匂いの香水でも、つけ過ぎると激臭に変わることを覚えておいてください。
実際、自分も中学生の頃に初めて香水をつけました。
訳も分からず全身に香水をかけまくっていたので、親に「クサッ!!」と言われました(笑)
自分が香水をつけ過ぎているかを調べるためのチェックリストがあります。
- 香水を3プッシュ以上つけている
- 3時間に1回以上香水をつけ直している
- 自分から常に香水の香りがする
- 以前より香水が香りにくくなったと感じ、量や頻度が増えている
- TPOに関係なく自分の好きな香水をつけている
当てはまった項目がある人は、香水を正しくつける方法も記事内で紹介するので、最後までお付き合いくださいね。
②汗と香水が混ざって臭くなった
特に夏場は汗の臭いが気になりますよね。
汗の臭いを消そうと香水を多くつけてしまっていませんか?
これはかなり臭くなってしまう原因の1つなんですよ。
汗の臭いと香水の匂いが混ざると、耐えられない臭さになります。
甘ったるい香水をつけていれば、それはもう地獄・・・。
さらに汗をかき続けて前進にじとーっとまとわりつけば、激臭モンスターの誕生・・・なんて事に。
夏場は香り付きの制汗剤が手に入るので、そちらを使うのがおすすめですよ。
③シチュエーションに香水の香りが合ってない
日常的に香水をつけている人と、職場では禁止だからと休日だけ楽しむ人もいます。
香水OKの職場では香水についてのルールが明確に定まっている所は少ないです。
「つけすぎない程度」など判断基準が個人に委ねられている部分が多いんですよね。
香りの種類やシチュエーションによってはマナーがよくないと判断されてしまいます。
例えば、オフィスや飲食店で強い香りをつけてしまうのはNGです。
また人と接する接客業や、食べ物を扱う飲食業や医療スタッフは香水がミスマッチする事も多いです。
オフィスでは、重く甘い香りやセクシーな香りよりもナチュラルな香りが好まれます。
飲食店で香水独特の香りがすると料理の香りや味に集中できなくなり、楽しめません。
接客業・飲食店の店員さんなどに対しては、誰もが匂いに敏感になります。
バニラ系やムスク系などの存在感強めの香水をつけていると、「え?くさ・・・」とお客さんに敬遠されてしまうかもしれません。
子どもと関わる場面で香水の香りが強すぎるのも印象が良いとは言えません。
仕事中だけでなく、プライベートでもつけすぎはおすすめしません。
特に接近する可能性があるデートでは、強い香りを選んでしまうと逆効果になってしまうかも・・・。
TPOに合わせて香水をつける・つけないやどんな香りをつけるか考える必要があるんですよ。
④つけるタイミングがよくない
香水はつけ初めの香りが強いです。
「人と会うから」と直前につけ直してしまうと、会った時にはまだ強すぎる可能性があります。
香水はその日の気候や季節、室内屋外など環境によって香りの持続時間が変わるので、1時間に1回などと時間で決めてしまうのはNGであると覚えておいてくださいね。
⑤そもそも香水自体が苦手な人もいる
香水が「臭い!」と思われてしまう原因をお伝えしましたが、そもそもシチュエーションやつけ方に関係なく、香水自体の香りが苦手という人も少なからずいます。
柔軟剤や石けんのふんわりとした香りに対して、香水はツンと香るので好みが分かれるんです。
香水が苦手な人には例え1プッシュでもNGかも・・・。
人によってはそれがハラスメントに該当すると考える人もいるので、香水のつけ過ぎには注意が必要です。
香水が臭いと言われないための対策とは
香水が「臭い!」と思われてしまう理由は分かりました。
次に、どのようにすれば臭いと思われないのか紹介していきます。
これで明日から「良い香りのする人」とめざしてくださいね。
香水が臭いを言われないための対策は以下の通りです。
- 正しく香水をつける
- 香水をつける部位を工夫する
- ベストなタイミングで香水をつける
- 香水を体に直接つけるのを止める
それぞれ詳しく解説しますね。
①正しく香水をつける
一番は正しく香水をつける方法を知ることです。
正しい方法が分かればつけ過ぎてしまうこともありません。
オフィスや電車内などのおおやけの場で自然に香らせたい場合、スプレー式のものであれば体から離れた場所からでも届きます。
オードトワレやオードパルファムであれば1プッシュ、多くて2プッシュでちょうど良いでしょう。
直接つけるタイプのものであれば、少量からつけて香りを調整するといいですよ。
つける量が多すぎて後で効果宇するよりも、足りない時に追加するという意識を持っていたほうが香水をつけ過ぎてしまうことを防げます。
②香水をつける部位を工夫する
香水をつける時によくおすすめされるのは手首や耳裏ですよね。
しかし、「手首や耳裏など顔に近い部位につけると。香りすぎてしまい困る」という人もいます。
そういう方は、ハンカチやポーチなどの小物に香りをつけることで、ふんわり自然に香らせる事ができるんです。
「オフィスではさりげなく香らせたい!」という人は、アキレス腱や内ももなどの下半身につけるのもおすすめです。
③ベストなタイミングで香水をつける
香水はつけたての香りが一番強いです。
「人と会うから」と直前に香水をつけてしまうと、会った第一印象が「香水がきつい人」となってしまう可能性が・・・。
朝に香水を1回つければ、目的地に着く頃にちょうど良い強さになります。
つけ直しは香りが薄くなったと感じてからや、外出中に1~2回で十分ですよ。
④香水を体に直接つけるのを止める
「香水が臭い!」と言われたら1,2週間は直接からだにつけるのを止めてみましょう。
香水を日常的に使用している人は、洋服などに香りが蓄積されて臭いと思われているかも。
柔軟剤、ボディークリーム、シャンプーなどが原因になっていることもあります。
2,3日たってもまだ臭いか自分以外の人に確認してもらいましょう。
特に「臭い」と教えてくれた相手に聞くといいかも。
対策したいからと意図を伝えてみてください。
香水をつけすぎてしまった時の対処方法
香水を「思ったよりつけ過ぎてしまった!」と言う時も大丈夫です。
つけ過ぎてしまった時には以下の対処方法を試してみてくださいね。
- 石けんで洗う
- アルコールで拭く
- 無臭の消臭スプレーを吹きかける
①石けんで洗う
指や手首など洗える部分は石けんで洗い流しましょう。
暖かいお湯で洗い流すと効果的に匂いを消すことができますよ
②アルコールで拭く
アルコールを含んだウェットティッシュやデオドラントシートなどで香水をつけ過ぎてしまった部分を拭くことで、つけ過ぎてしまった香水の匂いを消すことが出来るんです。
また香水の匂い成分は、アルコールに溶けやすいという性質が。
アルコールで拭き取れば手軽に香りを軽減させることができちゃいます。
③無臭の消臭スプレーを吹きかける
無臭の消臭スプレーは、香水が服にかかってしまった場合に効果的です。
髪の毛や全身につけてしまった場合は、シャワーで洗い流すのが早いかもしれません。
職場で気をつけたい香水マナー
職場での香水マナーは個人の判断に委ねられていることが多いです。
香水をつける時に気をつけたいマナーについてお伝えします。
気を付けたいポイントは以下の通りです。
- 強い香りの香水は避ける
- 香水はTPOをわきまえて選ぶ
- 職場にふさわしい香水の種類を把握する
- 香水をつける場所に注意する
- 職場では好き嫌いのある香りは避ける
- 香水は体でなく衣類につける
- 香水をつける時は職場の同僚に確認してもらう
①強い香りの香水は避ける
どんなに良い香りも、自分が好きな香りでも職場において強い香りはNG。
たばこの匂いが嫌いという人は、たばこ臭い人が近くに来ると嫌なものです。
どんなに高級な香水だとしても、同様のことを思っている人が周囲にいるかも。
不快な臭いは生産性を下げる原因となり、業務の遅れやショック場環境の悪化の原因になりかねません。
マナーとオシャレの最大の違いは、マナーは周囲の事情を考えて行動すること。
オシャレは自分の事だけを考えるということです。
職場に求められるのはマナーですので、強い香りにならないよう注意してくださいね。
「香りの強いものは避ける」「つけ過ぎない」「顔から近い部分には多くつけない」ということを大事にすると、ほのかに香るようになりますよ。
②香水はTPOをわきまえて選ぶ
社会人になれば、服装や化粧などTPOをわきまえて選ぶ必要があります。
どんなに好きな香水だとしても、TPOに合わないような使い方ならマイナスの印象をあたえてしまうこともありますよ。
特に取引先や目上の人と食事に行く機会がある場合は、強い香りの香水は良くありません。
香水の香りが強いと、料理の味や香りを損なってしまい本来の風味を楽しむ事が出来なくなるなんてことも・・・。
これは性別に関係なく注意しなければならないポイントです。
また同様の理由で飲食業でも香水も基本的にNGですよ
野外で活動するのであれば、ある程度の香りがあっても大丈夫です。
しかし会議室など狭く密閉された空間ではどうでしょうか。
強い香りは存在感を持ちます。
その日のスケジュールをよく考えて、適切な香りや強さの物を選んでくださいね。
③職場にふさわしい香水の種類を把握する
香水の中には、パルファン、オードパルファン、オードトワレ、オーデコロンと様々な種類があります。
それぞれ香料の強さが違うんです。
前から順に香料が強くなり、持続時間も長くなります。
ビジネスシーンでは、少し面倒でもオードトワレやオーデコロンくらいにしておき、昼休みなど一定のタイミングでつけ直すようにした方が無難です。
パーティーや接待の場でも、プライベートよりなのか、ビジネス上のものなのかなど、雰囲気に合わせて選ぶ事ようにしましょう。
④香水をつける場所に注意する
香りは花に近い程強く感じるようになります。
また、香水の香料が飛散するのは、体温によって温められるからなので、体温が高くなる首や手首、足首などの太い血管の近くであるほど香りも強く出るようになります。
大衆が強く出る場所は太い血管が多い場所もあります。
そういった場所は別として、その他の場所に香水をつける時は香りが強くならないように気をつけてくださいね。
つける量は、香料が強いものほど面ではなく、点で置くようにつけるのがおすすめです。
上半身より下半身につけたほうがふわっと香るので、「良い匂いがする」と言ってもらえるかもしれませんよ。
⑤職場では好き嫌いのある香りは避ける
香りにも好き嫌いが出るものがあるので、そういったものは避けるようにしましょう。
甘い香りがするものは、好き嫌いが出やすい香りの定番です。
他にも、花の香りをブレンドしたものも多いですが、花が香るのは無視などを引きつけて受粉を上手く行うためや、逆に外注を寄せ付けなくするためです。
そのため、基本的に「気になるニオイ」になることは間違いないので、職場には不向きな香りであると思っておきましょう。
おすすめは自然の香り、海や木などの香りです。
これらはあまりクセがなく、ビジネスシーンでもいやがられることは少ないんですよ。
⑥香水は体でなく衣類につける
日本には、昔から衣服に香りをつける「薫衣香(くのえこう)」という風習があるのを知っていますか?
今の日本でも洋服のニオイを消すために消臭スプレーや芳香スプレーを使うことがあります。
これを応用して、香水を薄めて衣類にスプレーするという方法もあります。
本人から香りがする場合に比べてソフトになるので、職場でも迷惑になることが少ないのでおすすめですよ。
⑦香水をつける時は職場の同僚に確認してもらう
もともとの香水の使い道は自分の体臭と組み合わせて使うので、多かれ少なかれ体臭と混ざります。
香水を購入する時は気に入った香りを買っても、自分の体臭と組み合わせた時には違う香りになっているかも。
身近な人に一度香水をつけた状態を確認してもらい、不快な香りにならないか、強さは適切かをチェックしてもらう事をおすすめします。
香水が臭いと言われないために…自分だけが香水を楽しむ方法
香水は直接体につけるのがベターな楽しみ方です。
香水が臭いと言われるのが怖いあなたのために、自分だけが香水を楽しむ方法を紹介しますね。
①ムエットに香水をつけてハンカチに忍ばせる
ムエットに香水を1プッシュしてハンカチに包んで持ち歩いてみてください。
ムエットとは、香料試験紙のことで、お店で香りを試すときに吹きかけてくれる紙のことです。
ハンカチが変色してしまう可能性があるので、直接ハンカチに香水をつけるのはおすすめしません。
また、直接つけてしまうと香りが拡散しやすいので、臭いと言われる可能性もあります。
職場ではムエットを包んだハンカチの香りで気分転換を図るのもいいかも。
②練香水をつくる
あまり馴染みがないかもしれませんが、練香水を使うのも香りを楽しむ1つの方法です。
練香水は香りが拡散しにくいので、ほんの少し手首の内側につけるのがおすすめなんですよ。
つける目安はべたつかない程度で指1本分以上塗り広げると香りが拡散しやすくなるかも。
つけ過ぎたと思ったら、べたつきを拭き取ることで調整ができます。
練香水は自分で作る事ができるので、お気に入りの香りを作ってみてはいかがでしょうか。
○用意するもの
- 好きな香水
- 白色ワセリン(ドラッグストアなどで買える)
- 詰め替え容器(100均で買える)
- 綿棒
- あれば計量器
○作り方
- 容器に白色ワセリンを綿棒ですくい入れる。(計量器があれば3g、無ければ容器一杯まで)
- 真ん中にくぼみを作り、香水を合計3プッシュ吹きかける(ワセリン1gに対し1プッシュ)
- 綿棒でよくかき混ぜて完成
香水が臭いと言われた まとめ
香水を付けていて「臭い!」と言われてしまう原因は以下の通りです。
- 香水をつけ過ぎている
- 汗と香水が混ざって臭くなった
- シチュエーションに香水の香りが合ってない
- つけるタイミングがよくない
- そもそも香水自体が苦手な人もいる
香水が臭いを言われないための対策として以下の方法を紹介しました。
- 正しく香水をつける
- 香水をつける部位を工夫する
- ベストなタイミングで香水をつける
- 香水を体に直接つけるのを止める
もし香水をつけすぎてしまったと思った際の対策も紹介しました。
- 石けんで洗う
- アルコールで拭く
- 無臭の消臭スプレーを吹きかける
最後に職場で注意したい香水のマナーを紹介しました。
- 強い香りの香水は避ける
- 香水はTPOをわきまえて選ぶ
- 職場にふさわしい香水の種類を把握する
- 香水をつける場所に注意する
- 職場では好き嫌いのある香りは避ける
- 香水は体でなく衣類につける
- 香水をつける時は職場の同僚に確認してもらう
香水は付ける場所、量、TPOなど色々な要因で臭いと感じる人もいるんですよね。
今回の記事では、香水の付ける場所や時間、比較的万人受けしやすい香水を紹介しました。
あなただけでなく、周りに好印象を持ってもらえるように香水を楽しんでくださいね。
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