新生児の指しゃぶりは、母乳不足とは限りません。
しかし、本当に母乳不足の可能性もあります。
新生児の母乳不足のサインは以下の通りです。
- おしっこの回数が少ない
- 授乳後もすぐに泣いて、機嫌が悪い
- 体重が増えない
- 便秘がち
これらのサインが見られたら、母乳不足の可能性もあります。
とはいえ、指しゃぶりは「赤ちゃんが初めて覚える一人遊び」とも言われているんですよね。
基本的に赤ちゃんが泣いていなかったら問題ありません。
必要以上に心配しなくても大丈夫ですよ。
この記事では、新生児が指しゃぶりをする理由も紹介しています。
「母乳不足かも!?」と心配するあなたのの不安解消になればとご紹介していきますので、是非参考にしてみて下さい!
母乳不足が心配!少しずつ体重が増えていたらOK
母乳の場合
赤ちゃんがどのくらい飲んでいるか?
母乳が足りていないのではないか?
と、心配になりますよね。
少しづつ体重が増えていたら問題ありません。
しかし、体重が減っていたりおしっこやうんちの回数が少ない場合は、母乳が足りていないこともありますので注意が必要です。
(注意)母乳が足りていない時の4つのサイン
①おしっこの回数が少ない
薄黄色のおしっこが1日に6回以上出ているなら問題ありません。
②授乳後もすぐに泣いて、機嫌が悪い
1日の授乳回数は8回以上が目安です。
乳中や授乳後に赤ちゃんがご機嫌なら安心して良いです◎
③体重が増えない
1日に約20〜30g増くらいが体重増加の目安です。
毎月少しずつでも体重が増えていれば問題ありません◎
また、前日より体重が減っていた日があったとしても、1週間単位、1ヶ月単位で見て少しづつでも全体的に右肩上がりになっていれば問題ありません。
【補足】
保険センターやショッピングモールには、
授乳室等にベビースケールが置いてる事も多いです♪お出かけついでに体重測定を行うくらいのペースで十分です◎
④便秘がち
1日に1〜2回出ているなら問題ありません。
何日も踏ん張ってもうんちが出ず赤ちゃんが泣き止まない様でしたら便が詰まってる可能性もあります。
便秘の場合は優しくお腹を「の」の字にマッサージしてあげたり、綿棒で肛門をちょんちょんと刺激してあげましょう。
一つでも当てはまるものがあれば、母乳が足りていない可能性があるので、ミルクを足してあげたり工夫してみて下さい♪
新生児の指しゃぶり 泣かないならOK
結論から言いますと、赤ちゃんが泣かないで機嫌良く指しゃぶりをしているなら、何か特別な対応は必要ありません!
授乳後に機嫌良く過ごしていれば、そのまま見守ってあげましょう。
ただし…
赤ちゃんが泣かない=【授乳しなくても良い】
という事では無いので、赤ちゃんが泣かなくても授乳をして栄養はしっかり与えてあげて下さいね(^^)!
授乳後に指しゃぶりで泣く場合
「まだ飲みたい!」と母乳を欲しがっていることもあります。
再度授乳してみて、母乳が足りないようでしたらその時はミルクを足してみて下さい。
母乳の場合は欲しがるだけ与えても大丈夫なんです。
だけど、ミルクの場合は赤ちゃんの成長に合わせた規定の量をお時間ごとに与えてあげて下さい。
指しゃぶりは歯並びが悪くなる!?
「指しゃぶりをすると歯並びが悪くなる」という記事をネットで良く見かけます。
子どもが大きくなって歯並びに悩んだら
どうしよう...と不安ですよね(´・ω・`;)
赤ちゃん時代の指しゃぶりは…
歯並びの影響をまだ気にしなくても大丈夫です!
それに、赤ちゃんにとって指しゃぶりは発達に最も重要な行為なので、辞めさせる必要はありません!
2〜3歳まで成長してくると、歯並びの影響も出てくるのでそれまでに無理なく自然に辞めれるようにしてあげましょう︎︎。
それまでは自由にさせてあげましょう(*´ω`*)♪
新生児が指しゃぶりをする理由は!?
①母乳不足
新生児が指をしゃぶる主な理由の1つは、母乳が足りていないことです。
母乳が足りなくなると、指をしゃぶるようになります。
②反射
赤ちゃんは生まれつき、口に触れたものに吸いつく原始反射を持っています。
さまざまな体の感覚器の中でも、口と舌の感覚が最初に発達するので、なんでも口に入れて吸い付くことでいろんなことを感じとります。
③快適さ
赤ちゃんは快適さを求めて指をしゃぶることもあります。
指をしゃぶることで安全や安心を感じることができるのです。
(注意)指しゃぶりは空腹のサインだけでは無い!
指しゃぶりは空腹のサインだと思ってミルクをたくさん与えていたら、肥満になってしまったという例もある為、ミルクの与え過ぎには注意したいところです。
何かを吸う行動には不安や緊張を解消させる効果があり、鎮静作用があるということも明らかにされています。
個性ある赤ちゃんの指しゃぶり
指しゃぶりは「赤ちゃんが初めて覚える一人遊び」とも言われています。
この一人遊びで自分の手指や口を認識できるようになり、感覚を養います。
赤ちゃん全員がするわけではなく、しない子もいれば、どの指を吸うかもその子によってレパートリーは様々です。
うちの甥っ子君は拳ごとお口の中に入れて一生懸命しゃぶる強者です…(笑)
手を口元まで持っていけるという事は、それだけ腕に筋肉が付いた、手を思い通りに動かせるようになったという成長の証です。
手を奥まで入れ過ぎてオエッとなっても大丈夫です。
その経験から、自分の手や口の大きさを認識できるようになります。
指しゃぶりはマイナスなイメージを持たれがちですが、新生児の赤ちゃんにとって成長の証拠であり自分自身を認識する為の大事な仕草です。
無理に辞めさせようとせず、成長を暖かく見守りましょう♪
新生児の指しゃぶり まとめ
新生児の指しゃぶりは、母乳不足とは限りません。
しっかりと体重が増えていれば問題ないですよ。
とは言え、毎日体重を量って管理しなくても大丈夫。
ショッピングセンターに行ったときに、ベビールームでおむつ替えついでに量ってみてくださいね。
指しゃぶりは「赤ちゃんが初めて覚える一人遊び」とも言われているんですよ。
必要以上に心配しなくても大丈夫ですよ。
この一人遊びで自分の手指や口を認識できるようになり、感覚を養っているんです。
赤ちゃん全員が指しゃぶりをするわけではなく、しない子もいれば、どの指を吸うかもその子によってレパートリーは様々です。
- おしっこの回数が少ない
- 授乳後もすぐに泣いて、機嫌が悪い
- 体重が増えない
- 便秘がち
と言った場合は、母乳不足のこともあるので、我が子の様子を見守ってくださいね。