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お歳暮をやめたい!親戚だと角が立ちそう。そんなときの対象法を紹介

2023年11月12日

お歳暮は支えてくれた人への感謝という意味を込めて送るものです。

なので、疎遠になった親戚や以前の同僚などにお歳暮を贈ることをやめたいと考える人も多いですよね。

しかし、突然やめるのは失礼ではないかとためらうことがあるでしょう。

この記事ではお歳暮を贈るのをやめたいと思ったときの対処方法を紹介いたします。

お歳暮を止めたい時はどうする?

急にお歳暮を送るのをやめるのは失礼に感じることもあるかもしれません。

ですが、お歳暮の意味を考えると関係が疎遠になった相手に贈り物を続ける必要はないんですよね。

思い切って贈り物をやめてしまいましょう。

お歳暮を受け取る場合、お礼の電話や手紙を送る必要があります。

しかし、相手も疎遠になった人からの贈り物は望んでいないことが多いです。

もしも急に贈り物をやめるのが難しい場合、段階的に減らしていく方法もあります。

例えば、以前は5,000円の贈り物をしていたなら、今回は3,000円ほどに減らしてみましょう。

そして翌年は贈り物をやめ、代わりに季節の挨拶状を送りましょう。

挨拶状には感謝の気持ちを記しましょう

お歳暮をやめる時のマナーは?

儀礼を重んじる家庭や目上の親戚の場合、一方的に「やめる」と宣言することが誤解を生む可能性があるんです。

そのような場合は、「経済的に負担になっているので、贈るのを中止してもよろしいでしょうか?」などと、相手に意向を尋ねることをお勧めします。

さらに、地域の慣習や家庭ごとの独自の取り決めも存在します。

親戚間における習慣や取り決めがある場合、今後の関係を検討しながら慎重に判断してくださいね。

また、結婚式の仲人に贈り物をする場合、通常は3年間続ける習慣があります。

3年が経過して今後のお付き合いが見込めない場合は、贈り物を完全にやめるか、段階的に減らしていくことを考えてみましょう。

他にも、次年度にお歳暮を受け取った場合、お返しをしないことが意思表示となります。

お礼状だけ送るようにすれば、次年度からは相手からも贈り物が届かなくなる可能性が高いでしょう。

お歳暮を止めるときの理由

ここからはお歳暮をやめたいとき使える理由を紹介しますね。

①子どものライフイベント

同世代の親戚との対話では、子供の成長は理由にしやすいです。

特に、子供同士の年齢が近い場合は、話題提供がより自然になります。

子供に関する悩みや出来事はどこの家庭でも共通しているものですから、お互い様の理解を得やすく、円滑な対話が期待できます。

出産、入学、卒業、あるいは特定の年齢に達する節目など、これらの重要なイベントのタイミングを利用して、気軽に話題を切り出してみましょう。

②他の人もやめるを理由に

「お歳暮を全員やめる」というのは、誰にでも伝えやすい理由です。

これを使うと、特に理由が見当たらない場合や、言い出せる理由が難しいと感じるときに便利ですよ。

このアプローチは、親戚全員に対して一斉にお歳暮のやり取りをやめるという形で進める方法です。

ただし、「一部の親戚とはお歳暮のやり取りを続ける」場合は、この理由を使わないほうが良いでしょう。

誠実さが大切なので、嘘がばれると関係が悪化する可能性があります。

③生活スタイルの変化を理由に

結婚、引越し、転職、退職などが例です。

これらの変化は、忙しさや環境の変化があることを説明する上で十分な理由となります。

ただし、親戚相手に対してこの理由を使う場合、その説明が十分に説得力があるかどうかが重要です。

親戚との関係は、仕事上の付き合いとは異なり、個人的なつながりが強調されることがあります。

子供の誕生や家庭の事情の変化など、より個人的で理解しやすい要素を加えることで、親戚にも理解されやすくなります。

④年齢を理由に

この理由は比較的理解されやすく、親戚にも受け入れられやすいです。

高齢になると、健康面や日常生活においてさまざまな変化が生じるので、それを理由にすることで相手から理解を得られるでしょう。

お歳暮をやめたい!断りの挨拶状の具体例を紹介

1.挨拶を書く

シンプルに自分らしい言葉を使って、挨拶を書きましょう。

例文:

「暑い中いかがお過ごしですか?」

「みなさんお変わりなく過ごされていますか?」

2.お歳暮をもらったお礼を伝える

いただいた物に対するお礼を伝えましょう。

例文:

「今年も送っていただき、恐縮です。」

「良い品をありがとうございます」

3.お歳暮を止めたいという旨を伝える

前項でお伝えした理由をもとに、今後のやりとりを断りましょう。

例文:

「我が家では、育ち盛りの子どものライフイベントが増え忙しい日々をおくっております。」

「高齢による体調不良が続き、かえって気を遣わせてしまっており、みなさんにお断りするようにしました」

4.今後のお付き合いについて

手紙の最後に、今後もつきあいを続けたいという事を示しましょう。

例文:

「今後は年賀のみのやりとりにさせていただきたいと思います」

「今後も変わらないお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます」

 

 

<お歳暮って何?>

そもそもお歳暮(おせいぼ)は、日本の文化における贈り物の習慣の一つなんです。

年末に仕事関係や日頃お世話になっている親戚に、品物や食べ物などを贈るのが一般的です。

贈り物の中身はさまざまで、乾物やお菓子、果物、酒、肉類、調味料、お茶、化粧品などが含まれます。

その他、季節に合わせた品物や、受け手の好みに合わせたものも選ばれることがあるんですよ。

お歳暮は、日常の感謝を示すために贈るものですが、関係が薄れた場合、贈る必要性を感じなくなることがあります。

また、贈り続けることは経済的にも負担になります。

お歳暮をやめたい!親戚だと角が立ちそう。そんなときの対象法を紹介 まとめ

贈り物の習慣は一度始めると続けるのが難しいですよね。

しかし、疎遠になった人とのやりとりは、贈る側も受け取る側も負担になりかねません。

お歳暮の贈り物をする季節に、今後のお付き合いを再評価するのもおすすめですよ。

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