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冬休みが終わり憂鬱?休み明けに学校に行きたくない理由と対策を解説

2023年11月16日

冬休みや夏休み、ゴールデンウィークなどの長期休暇を楽しみに毎日の学校を頑張っている方も多いのではないでしょうか?

家族や友達と旅行にお出かけ…普段頑張っている分、長期休暇中は楽しみたいですよね。

そして「学校が始まるのがいやだな」と感じてしまうのはよくあるお悩みです。

この記事では休みが終わってしまう憂鬱な気持ちを解消するための対処法をご紹介しますのでぜひ最後まで読んでみてください。

 

長期休暇が終わって「学校に行きたくない」と言うと、親や先生からは「休み癖がついたのか」「楽をしようとしているのか」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。

これまで頑張り続けてきたから疲れが出たのかもしれませんし、自分で不快な場所に行かなくてもいいと気付いたからかもしれません。

学校に行きたくない気持ちや行けない理由は、“甘え”ではないのです。

長期休み明けに学校を休みたくなる理由

学校に通えなくなる理由は、休み明けに限らず、人によって様々です。

その中でも、長期休暇明けに不登校になる一般的な理由について考えてみましょう。

休み明けに不登校が増えるという裏付けは難しいものの、学校現場ではよくあることだと言われています。

これは、次のような理由が考えられます。

もともと学校に行きたくなかった

長期休暇が終わって突然学校に行くのが嫌になるのではなく、もともと学校に行きたくなかったけれど、どうにか学校に通っていたという人も多いのではないでしょうか。

長期休暇前は頑張れていたので自分でも気が付いていなかったという場合もありますよ。

学校へ行きたくない理由は様々な問題が複雑に絡んでいることもありますので注意が必要です。

生活リズムの乱れ

体調が悪化すると、精神的な不調も感じやすくなります。

長期休暇中に昼夜逆転などで生活リズムが乱れると、精神的にも落ち込みやすくなり、動くことも億劫になってしまうことがあります。

単に生活リズムが乱れただけでなく、ストレスや不眠も重なると余計に負担になってしまいますよね。

長期休暇中の生活リズムは、普段学校に行っている日と比べると全然違うということもよくありますね。

学校に行く必要がないので朝ゆっくり起きたり、外出しなかったという日もあるのではないでしょうか。

生活リズムが崩れてしまうと、休みが終わったからといってすぐに元の学校モードに切り替えられなくなります。

特に、疲れがたまったままの状態で、生活リズムを戻すのは大人でも難しいので、「夜に寝つけない」「朝がつらい」といった理由で登校できなくなることがあります。

前の学期や学年での問題の持ち越し

長期休暇前に学校でトラブルがあった場合、それが原因で休み明けに学校へ行くことが難しくなることがあります。

問題が複雑化、長期化している場合もあり、解決に時間がかかってしまうことも。

そういった問題があって学校に行きたくない気持ちが強くなるのではないでしょうか。

長期休暇中にしっかり休めなかった

長期休暇は、リラックスして体と心を回復させるための時間です。

しかし、複雑な家庭環境や何か問題がある場合、しっかり休息をとることは難しく、すでに疲れ切っている状態で新学期や新学年が始まってしまいます。

学校が再開するまでに体力的にも精神的にも十分に回復できなかったどころか、休み中に力尽きてしまうと学校生活に戻るのも難しくなりますよね。

休暇中にリラックスしてエネルギーを充電できると、学校生活への切り替えもスムーズですが、過度のストレスや疲労がたまってしまうと、再び学校に通うパワーを取り戻せないこともあるようです。

学校生活が不安・怖い

友人関係などの学校生活でのトラブルや、テストのプレッシャー、進路に関する悩みなど、いろいろな不安や悩みがあると学校に行きにくくなりますよね。

これらの問題は、大人にとっては些細に見えてしまいますが、本人にとっては重要な悩みなので配慮が必要です。

休暇中に学校生活が負担だったと気づく

長期休暇中、学校から離れたことがきっかけで、学校生活が負担やストレスだったと気づくことがあります。

一生懸命学校に通っていた人でも、休みを取ることで初めてその負担を自覚し、学校へ通うことに対しての抵抗感が強まることもありますよ。

嫌な休み明けを乗り切るためにできること

次に、休み明けのつらい時期を乗り越えるための対処法をご紹介します。

長期休暇が終わると、学校へのモチベーションが低くなることは誰にでもありますよ。

でも、親や先生に相談できない、学校を休むことも怖い、そんな状態が続くのは本当につらいと思います。

そんな時どうすればいいのか、これを読めばヒントが見つかるはずです。

学校を楽しむ要素を見つける

学校へのネガティブな感情を減らすためには、学校に何か楽しみを見つけることが大切です。

学校が楽しい場所だと感じられるように、友達との交流や授業、部活動、文化祭など、何でも良いので意識して楽しめることを探してみてくださいね。

これはポジティブな考え方ではありますが、友達と休み時間に楽しく話せたり、授業や行事を通して勉強を楽しめると、休み明けの憂鬱な気持ちが軽くなりますよ。

次の休みを目指す

次の休みの日を目標にするのも良いですね。休みが待っていることで、毎日を頑張れるかもしれません。

「次の休みにはあのドラマを一気見しよう!」など具体的な計画をたてておくと、休みの日が楽しみになって平日も乗り切れますよ。

帰宅後は趣味の時間を楽しむ

帰宅後は自分が楽しめる時間を過ごすのもおすすめの対処法です。

家に帰ってからは趣味などの好きなことをする時間にあてると日々の生活に楽しみや充実感がでてきます。

ゲームをしたり、漫画を読んだり、自分が心から楽しめる趣味があると良いですね。

授業や勉強に集中する

学校にいるときは授業や勉強だけに集中してしまうのも一つの方法です。

余計なことは考えず目の前のことに没頭すると、時間が経つのが早く感じられます。

ただ、この方法は長く続けるのは難しいかもしれませんので他の方法と合わせてみてくださいね。

思い切って休む

最もシンプルな方法は、思い切って休んでしまうことです。

休み明けがつらいとき、休むことも大切な選択肢です。注意したいのはずるずると休み癖をつけないことですね。

学校生活がつらい方は、まずは自分の健康と気持ちの安定を最優先に考えましょう。

不安な気持ちの原因を考えてみる

あなたが学校に行きたくない気持ちの原因はなんでしょうか。

友達とうまくいかない、進路に不安がある…

人それぞれに悩みの内容は違いますが、原因がはっきり分かれば、打開策も見つけられるはずです。

例えば、同じクラスに苦手な人がいるのなら、その人物と接触を避ける方法を探してみましょう。

進路に不安がある場合は、勉強を通じて自信をつけていきましょう。

過去にトラブルがあったのなら、その問題を解決できる方法はないか探してみるといいですね。

とりあえず行ってみる

まずは1日だけ学校に行ってみるのもおすすめの対処法です。

出かける前は面倒だったのに帰りは楽しい気分だったという経験はありませんか?

出発前は気が滅入っていても、いざ学校に行くと思ったよりも楽しいことがあるかもしれませんよ。

でも、学校に行く前に精神的につらくなってきた場合や、下校中まで悲しい気持ちになる場合は学校を休んでも問題ありません。

自分の気持ちを尊重して試してみてくださいね。

誰かに相談する

学校に行きたくないつらい気持ちや学校を休むことについて不安な場合は、誰かに相談してくださいね。

相談してみると解決のためのアドバイスやヒントが見つかるかもしれません。

自分では気付いていなかったことや、どうしたら気持ちが落ち着くか教えてくれる人がいるはずです。

相談したい人が周りにいないとしても、あなたを支援してくれる機関や専門家がいますので、気軽に相談してみてくださいね。

長期休暇が終わるのがつらいなら

休みが終わってしまうがつらい時は、自分にとって一番いい方法を選び、無理をせずに乗り越えていくことが大切です。

ただ、本当に学校に行くのがつらいのなら…

真面目に学校に行く必要なんてないんですよ。

おそらく、今あなたは学校に苦手な先生がいたり、クラスメイトとの関係がうまくいかなかったりして、学校に対していやな気持ちなんだと思います。

しかし、あなたが知らないだけであなたとの出会いを楽しみにしている人も必ずいます。

それは学校だけでなく、他の場所でも同じです。

あなたの家族、友達、そして私のように、「あなたが元気でいてくれることが嬉しい」と思っている人がいることを忘れないでくださいね。

何かできないことがあっても、完璧である必要はありません。

無理をし続ける必要もありません。

嫌な場所にわざわざ行かなくてもいいんですよ。

自分の気持ちを一番大切にしましょう。

途中で疲れ果ててしまわないように、自分のペースで進んでいくことを忘れないでくださいね。

まとめ

この記事では、長期休暇明けに学校へ行くのが憂鬱なときの対処法を紹介しました。

「学校を休む」という選択は、逃げだとの見方をされることもあります。

でもそれは、ただの「選択」に過ぎません。肝心なのは、「行くか、行かないか」を選択した後に何をするかです。

自分の選択の上で、これからどのような人生にしていくかを考えることの方がずっと大切ですよ。

あなたの人生は大切で、一度きりです。学校の制約に縛られず、自分自身の気持ちを優先して自由に選択してみましょう。

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