迷惑メール

「お客様の MasterCard クレジットカードアカウントの緊急確認」は詐欺メール

2024年1月30日

MasterCardになりすました「MasterCardクレジットカードのアカウントを緊急に確認する必要がある」といった内容のメールは、詐欺メールです。

このメールはクリックを促しますが、リンクをクリックせずに注意が必要です。

本記事では、このようなメールがなぜ信用できないのかを詳細に解説し、あなたの不安を和らげることを目的としています。

「お客様の MasterCard クレジットカードアカウントの緊急確認」のメールが怪しいポイント

①宛名が個人宛てじゃない

メールを細かく見てみると、受け手の具体的な名前がどこにも書かれていないことがわかります。

その代わりに使われているのは、「お客様」という非個人的な呼びかけです。

メール内で「ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありました」と記されていますが、一般的には、カードの使用状況に関する問い合わせをする場合、どのお客様のカードかを明確にしてから連絡を取るものです。

ところが、相手は受け手の実名を知らないため、メールアドレスだけが手掛かりとなり、結局「お客様」という表現やメールアドレスを使うしかない状況になっています。

②メールに記載されているURLのリンク先がおかしい

メールに記載された「ご利用確認はこちら」という箇所を見ると、最初はMasterCardの公式ページに誘導するリンクだと思いがちです。

しかし、実際には「https://huanyazhuangshi.com/」という全く異なるURLになっています。

公式のMasterCardウェブサイトが「https://www.mastercard.co.jp/」であることを踏まえれば、提供されたリンクがMasterCardとは無関係であることは一目瞭然です。

PCでそのメールを開き、リンク上にマウスのカーソルを置くだけで、画面の左下に実際のリンク先が表示されます。

これにより、実際にクリックすることなくURLを事前に確認することが可能です。この安全策を試してみることを推奨します。

メールをクリックせず、アプリなどから確認しよう!

今回届いたメールは、MasterCardの使用情報をチェックするよう仕向けていますが、詐欺である可能性が高いです。

メールのリンクを直接開く代わりに、MasterCardのアカウントの状況を確認することをお勧めします。

PCで情報を確認する場合には、いつも利用しているブラウザのブックマークを活用し、安全なサイトを通じてログインしてください。

もし本当にMasterCardの使用に関する確認が必要なら、普段使っているマイページにも同じ案内が届いていることでしょう。

詐欺メールを受け取った際には、慌てず、落ち着いて適切な対処をしましょう。

実際にカード情報などを入力してしまった場合どうしたらよい?

実際にカード情報などを入力してしまった場合どうしたらよい?

誤ってカードや個人情報を入力してしまった場合は、まずカードを発行した会社へ連絡することが大切です。

そうすることで、適切に対応してもらえます。

しかし、覚えておくべき大事なことがあります。

クレジットカードの裏面にサインがなければ、不正利用の際に補償されない可能性がありますので、サインは忘れずに行うことが重要です。

実を言うと、名前や住所、電話番号を入力した後にできることはそれほど多くありません。

情報漏えいによって受けるかもしれない新たな迷惑メールや不審な電話に対する警戒心を持つぐらいです。

クレジットカードの利用を一時的に停止することは、限られた対処法の一つです。

詐欺メールを通じて情報を入力してしまったと気付いた場合は、すぐにカード発行会社に報告することが非常に重要です。

「お客様の MasterCard クレジットカードアカウントの緊急確認の内容

メールタイトル:

お客様の MasterCard クレジットカードアカウントの緊急確認

メール本文:

【Mastercard 】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。

つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

■ご利用確認はこちら

ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
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■発行者■
Mastercard
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー16階
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「お客様の MasterCard クレジットカードアカウントの緊急確認」は詐欺メール まとめ

「お客様の MasterCard クレジットカードアカウントの緊急確認」は詐欺メールです。詐欺メールを疑うポイントは3つ

  • 宛名が個人宛てじゃない
  • メールに記載されているURLのリンク先がおかしい

MasterCardのような有名なカード会社から不審なメールが届くと、心配になるものです。

心配事が解消されない時は、直接MasterCardに連絡を取ることが推奨されます。

メール内のリンクにはすぐには反応せず、慎重に対応してください。

もし見慣れないメールが送られてきたら、最初にするべきことは、そのメールの送信者やメールアドレスを確認することです。

 

コチラの記事はAmazonから来た迷惑メールの事例を基に詐欺メールを見極める方法を紹介しています。

参考にしてみてくださいね。

【気を付けて!】Amazonを装ったフィッシング詐欺メールを見極める方法5選

最後までお読みいただき、ありがとうございました。今回の記事が何かの参考になれば幸いです。

詐欺メールに引っかかることなく、しっかりあなたのお金を守ってくださいね!

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